国立科学博物館

 

以前、友人からもらった上野の国立科学博物館の招待券の期限が今月末だったことを思い出し、企画展の「天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち」を見に出かけました。

 

久しぶりの上野、春休みの好天で子供連れや外国人観光客も含め大変な混雑。館内のあまりの人混みにどうしたものかと思いつつ取り敢えず企画展の場所まで行けば、そこだけは人の出入りはそこそこあるものの、地味めな?展示内容のせいか、じっくり静かに見ることができました。

続きを読む

ミツマタ桃源郷

ミツマタ桃源郷・・・夢のような美しさ・・・それは何処にあるのでしょう?……一番下にヒントが〜。

 

好天の休日、「西山を守る会」で一緒に活動している横浜の会員仲間と連れ立ってこの桃源郷を訪ねてきました。ちょっと風が冷たい一日でしたが、桃源郷は香りもよく六・七分咲きで美しくすでに見頃です。下記写真にて桃源郷をお楽しみください。

続きを読む

芦ヶ久保 丸山

春の到来と共に悩ましいのが花粉症、その真っ最中ではあるけれどマスクをして秩父・芦ヶ久保の丸山を訪ねました。1月にはお隣の日向山に行ってちょっと味をしめたのですが、今回は終日マスクの息苦しさと鼻水との闘いで気もそぞろ。でも行きがけ登山口では可愛いワンコとの出会いもありました。こうした楽しみが低山ハイクの真骨頂で、特に犬好きの私はまたこのワンコに会いに行きたいなーと思うのです。

後ろの山は採掘されている武甲山。

続きを読む

スノートレッキング その2 斑尾山

斑尾高原滞在中、最高の好天のもと斑尾山に登りました。と言ってもゲレンデのリフト利用なので「登山」とは言えない、まさにスノートレッキングの世界。前夜すっぽり雲(霧)に包まれた高原は、すっきりと晴れ上がった翌朝、山は一面の霧氷に覆われ粉砂糖をまぶしたようにそれは美しい白い装いでした。さすがに気温がそうそう上がらないのと終日無風に近いコンディションだったため、登っている最中もその霧氷を楽しめましたし、途中からは太陽に温められて落ちる霧氷のかけらの降り注ぐ中を歩くことになりました。写真は山頂の稜線から霧氷の樹林を前景に妙高山(撮影Tさん)

続きを読む

スノートレッキング その1 希望湖

二月、暦が「雨水」の声をきくと同時に急に春めいた陽気になりました。寒暖の差が激しいのと、天候が目まぐるしく変化し、何と言っても花粉症が憂うつになるのが一番分かりやすい目安です。

そんな中、個展を控え今シーズン最後の雪遊びになるスノートレッキングに出かけてきました。行く先は長野と新潟の県境、斑尾高原です。

 

移動日は松本周辺までは晴れていたものの、その後は曇り→雪で結局「野沢温泉」で外湯に浸かった後、霧で視界が真っ白な斑尾高原に向かいました。天候は少しずつ好転し、翌日はなんとか曇天のもと、希望湖(のぞみこ)と云う小さな湖のスノートレッキングに出かけました。今ひとつの天気もだんだんと雲の隙間から青空が見えてきて、凍結した湖の上を歩いたりそれなりに楽しむことが出来ました。

 

続きを読む

荒倉山

久しぶりに山に出かけました。他の用事も兼ねてちょっと足を伸ばし、山梨の須玉と韮崎の間くらい、鳳凰三山の手前にある南アルプス前衛の里山と言える荒倉山。名前はちょっと勇ましいですが、実際の登山道は昔から人の手が入っていた山らしく歩きやすい道がしつらえてあり、ちょっと距離は長いけれどゆっくりと歩けます。しかも冬枯れで周りの展望もよく、落葉してから新芽の吹く間が訪ねるのに適しているようです。写真はその荒倉山の山頂ですが、広々とした樹林で何故かその中に白樺が程よく配置された様子は大変好ましいものでした。展望は今ひとつでも、この雰囲気を味わうために山頂で憩いの時間を過ごすのもいいなーと感じました。

続きを読む

春の個展 プレ・お知らせ

昨年は企画展が複数あったり、地元の商店街イベントの『だれでも本屋さん』への出店(古本市で手持ちの山岳書や美術書などを出品)など活動はしていましたが、個展は2017年の日野春アルプ美術館(山梨県・北杜市)以来二年ぶりです。しかも横浜開催となると三年ぶり。ちょっとご無沙汰でした。

 

相変わらず山の絵が中心でその他モノクロの挿絵原画などが並びますが、今回は会期を1週間ではなく2週間にしました。開催している立場だと一週間もそれなりにハードなのですが、でも逆に訪ねる立場だとあっという間の一週間です。間に「作者不在」の休養日?を作りながら、二週間連続(画廊は無休)で行うことに致しました。

 

皆さまのご高覧をお待ちしております。(詳細は次の画面にて。クリックすると大きく見ることができます。)

続きを読む

北海道・道央から道南への旅 その2

北海道に入って後半。あまり天気に恵まれなかった美瑛から旭川に戻り、そこから北海道を南下する鉄旅開始です。

 

写真は4日目の朝、倶知安から乗車した普通の先頭車両から撮ったものですが、ちょうど空が朝焼けで染まり美しい光景でした。吹雪などでJR北海道の列車が遅延や運休もせず、順調に運行してくれるだけでもありがたく思いました。

一日中列車で移動しているという後半の旅でしたが、まったく飽きません。「車窓の眺めは贅沢な小説の如し」と誰かが言っていたとか…。本当にその通りで、通勤電車では読書がはかどりますが、旅の列車内では本はいっさい読みません。「本を読むなんてもったいない」そういう時間です。

 

今回は旭川〜富良野(富良野線)、富良野〜滝川(根室本線)、滝川〜札幌〜小樽〜倶知安〜長万部〜函館(函館本線)、函館〜木古内(道南いさりび鉄道)、木古内〜東京(北海道新幹線)を途中 倶知安に一泊して細かく乗り継ぎ移動しました。物好きなことです。

続きを読む

北海道・道央の旅その1

恒例「大人の休日パス」利用で厳冬期の北海道に出かけました。今回は初めての道央、美瑛に照準をあわせました。これは昨年9月に計画したものの直前の大地震と全道ブラックアウトでやむなく中止にした旅のリベンジです。が、自然は晩夏から白銀の世界と全く様相を変えたなかでの計画、無雪期とちがい色々な制約付きとなります。美瑛の広大な丘からの景観を描く目的なのでメインの滞在中二日間はフルにレンタカーを活用、けれど今回は天候に恵まれず思惑通りに山は姿を見せてくれません。

 

それでも横に広がる構図の白い世界は魅力的で、モノトーンに近い世界を水彩で如何にしてえがくか・・・勉強になります。ただ冬期は除雪している場所以外には移動も立ち入ることもできず、運転自体にも気を使うし、絵を描けるところまでこぎつけるのに苦労しました。(写真は「新栄の丘」と言うところ)

続きを読む

日向山

ひだまりハイキングに出かけました。千葉は強風の様子、では秩父ということでまだ行ったことない手軽な日向山になりました。芦ヶ久保の駅から周回ルートが取れるハイキングコースが複数ありますが、駅前の道の駅に車を置いて歩き始めました。帰りに買い物予定です。

人家の脇を上がっていくと頭部に比べてウエストが細身の「芦ヶ久保大観音」が登場。見上げる大きさはかなりなもので迫力あり。その観音様の右手奥に道が続き山道へと入っていきます。沢を渡りひと登りすると武甲山が見えてきました。現代の便利な生活を支える“素材”の為に自らを削られ続けている痛々しい姿になっている武甲山ですが、それでもやはり秩父の名峰、石灰岩の採掘でものすごい砂煙を上げながら端正な姿が圧巻です。日向山の頂上まではまだまだですが、背後に山を背負った南面が開けたその場所は本日最高の「お休み処」。さっそく茅越しに見える武甲山のスケッチしながら温かい甘酒を飲みゆったりと過ごします。ひだまりハイキングの真骨頂。

人工的に削られた武甲山、写真と違い絵画ならではの表現があります。そして、もともとの姿の良さに助けられて一枚が描き上がりました。

続きを読む

新年は千葉の山へ

ほぼ恒例となった、昔の社会人山岳会の仲間との正月山行。皆まだ“働き盛り”なので正月が一番都合がつきやすく、また外房在住の一人が車を出してくれることから冬ならではの千葉の山が定番となっています。

 

今回は以前私は一度来たことのある南房・千倉の高塚山です。道の駅ちくら「潮風王国」の駐車場から便利な周回コースを取れます。

 

山頂に高塚不動尊の奥の院が祀られている山なので整備されてはいますが、但し昨年の台風の影響はかなり顕著で、登山道すべてが山の照葉樹林の分厚い落ち葉と枝に埋め尽くされ、足下の感触はザワザワフカフカの不思議なものでした。写真は山頂に祀られた社、小さく細やかなお正月飾り一つが辛うじて新年を表していました。社自体はそこそこ立派なものですがかなり古そうで後部にはつっかえ棒が・・・。お正月でも私達のような物好きでなければ、地元の人はじめあまり人も来ないような雰囲気でした。

続きを読む

締めは白峰三山

今年最後の山は雪化粧した白峰三山を見に夜叉神峠へ。冬型が勢力を増し、北日本や日本海側、そして西日本の平地まで風雪が激しいなか、いつも穴場のように好天続きなのがこの南関東と中央道に面した八ヶ岳以南の山です。

予想も大当たり、午前中は板を立てたような雲ひとつない青空が山の背面に広がる好天。峠では心配した風もなく、気温も氷点下ではなくプラス。展望のない登山道を1時間少しかけて登って来た末に目に飛び込む光景がこれです。思わず歓声をあげたくなります。この白き峰々を楽しむためだけにやって来たわけで、峠ではスケッチも含め二時間近くも過ごしていました。年末近くの一日、非常に贅沢な時間というほかありません。(写真は安物カメラで目一杯に望遠で撮った間ノ岳)

続きを読む

丹沢の見晴台

年末近くになると、いろいろと気ぜわしいこともあり近場の小山にでかけます。この日は東丹沢界隈のクマ調査をしているHさんの案内で、鐘ヶ岳となりにある「見晴台」に連れて行ってもらいました。鐘ヶ岳は561mの低山ながら山麓の広沢寺温泉からは均整の取れた美しい独立峰として見える山です。

 

初心者の頃、それも生まれて初めての一人での山歩きがこの鐘ヶ岳でした。ガイドブックを読み込み小田急本厚木駅から不安のなか、神奈中交通のバスに乗車して行った日のことは今でもよく覚えています。お粗末なことですが、あまりの緊張に一生懸命歩きすぎて昼前には下山してしまい、持参のお弁当も食べるチャンスを逸してしまったのも今ではいい思い出です。

 

当日はその鐘ヶ岳を回り込んだ林道ゲート手前まで行き、見晴台に向かって登り始めました。写真は稜線に乗ったところで眼下に鐘ヶ岳を眺めた所です。遠景は神奈川や東京の都会がくっきり見えます。

続きを読む

奥久慈男体山

男体山と言えば日光の男体山が有名ですが、こちらは茨城県北部の奥久慈男体山。岩の山です。

高さも654mの低山で渋い存在ですが、こういう山が好きなのです。いつもの山友のIさんと冬晴れの一日、でかけました。車を停めて登山口から見上げた男体山は、とてもスカイツリーを多少上回る高さしかない山とは思えない威厳ある姿で圧倒されます。その日は登りを健脚(上級者)コースと記されている鎖場が連続する岩場コースを選び、下山を一般ルートに取ることにしました。

続きを読む

アムネスティ ライティング・マラソン

とうとう師走に入りました。

雑事に追われ、気づけばすでに12月も半ば近く。「つれづれ」の更新に間が空いてしまいました。久しぶりの話題は山ではなく、国際人権週間にからめたものです。

 

毎年この時期、アムネスティ・インターナショナルでは全世界で、もちろん日本各地でも一斉に各国での人権侵害に苦しんでいる人達への連帯と、また当局(政府など)に対する抗議の手紙書きの活動を行っています。

 

この「抗議の手紙を書く」そのことが、そもそものアムネスティの活動の根幹でもありますが、それをこの人権週間に合わせてみんなで行おうと云うことです。

続きを読む

美ヶ原の茶臼山

11月もそろそろ終わりに近づいています。が、小春日和。木枯らしが吹いたりよりは過ごしやすくていいのですが、この冬がどうなるのか・・・。暑すぎて長すぎた夏を思い出しながら「普通」が一番と思うのですが…。

さて、先日行った「リハビリ山歩き」の茶臼山の話を〜。この秋はなかなかの好天に恵まれ行楽日和も多かったのですが、そんな一日、軽く足慣らしということで展望のいい茶臼山(美ヶ原)に行ってきました。

続きを読む

くるみギャラリー暦展開催中!

先週の14日(水)から始まった国分寺くるみギャラリーでの「暦展」。今年は昨年より多い11人の作家の手作り暦が並んでいます。私以外は皆さん、デザイン系の作家さんでイラストレーター、造形作家、版画家、写真などさまざま。中にはどうやってこんな暦を思いつくのだろう!と云う奇想天外な、それでいて見事な出来栄えの「作品」も展示され目を見張ります。

 

11人もの作家が集まった展示だと会場内がチグハグな雰囲気になりそうですが、そこはさすがギャラリー・オーナーの企画。全体のまとまりも程よく、ギャラリー内がとても落ち着いた美しい空間にまとまっています。お見事!

 

初日には出展作家のほか同窓の仲間も集まって、持ち寄り・また手作りのご馳走も運ばれ、夕方からそれは楽しいオープニング・パーティーがありました。やはりモノづくり・絵描きの集まりは楽しいの一言。どーってことない話ではありますが盛り上がり、笑いが絶えず、横浜までの帰路の遠さがなければず〜っと和んでいたい集まりなのでした。

(暦展は26日まで。火曜定休。12〜19時、最終日17時まで。トップのDMハガキをご参照ください。)

続きを読む

八ヶ岳御中道

秋らしく好天と雨空が交互にやってくる天候です。とは云え、すでに立冬も過ぎ暖かい秋もそろそろ初冬の陽気です。

 

そんな好日に日本山岳会・図書委員会の山行があり八ヶ岳中腹の通称「御中道」巡りをしてきました。南八ヶ岳の一番南端の編笠山登山口でもある観音平当たりの標高域を鉢巻きのように巡る「御中道」はピークを目指さない樹林帯の逍遥山歩きですが、ところどころには“展望台”的な場所もあり森林散策好みの人にはうってつけの場所です。ただ、駐車場などが適宜なかったり、これと言ったピークもないため、常に貸切状態で人に滅多に会うこともない静かな山歩きが楽しめます。

続きを読む

十一月の展覧会

天候不順だった今年ですが、この数日は秋らしい陽気と暑くもなく寒くもない程よい気候でした。山日和でしたが、用事が山積で悲しくも出歩けないまま一週間が過ぎてしまいました。そんな中、いよいよ十一月、展示会が始まります。

 

先週末には横浜・中区のパン屋さん「ギッフェリ・カフェ」の搬入・飾り付けでした。(写真は作品の飾り付けをしたところ。その他、来年のカレンダーなど小物類も並べていきます。)ここでの展示は三回目。いろいろな作品を毎月飾っていますが、今回また声をかけて頂きました。これからの一ヶ月間、平日(月〜金)の10時半〜午後3時までですが、おいしいクロワッサンを召し上がりがてら、ご高覧いただければと思います。

※画像をクリックすると地図など詳細画面になります

東北の秋・玉川温泉

少し間が空いてしまいましたが、乳頭山登山後に回った紅黄葉見頃だった八幡平と、その後立ち寄った玉川温泉のことを記したいと思います。

 

空模様はあまりパッとしていませんでしたが、途中の八幡平・大沼あたりがちょうど紅葉盛りで、けっきょくさんざんウロツイたあとに絵を描けたのはこの場所でした。

 

わざわざ足を伸ばした八幡平頂上付近(車道アスピーテラインの最高点)は全く視界のきかない真っ白な世界で、センターラインを見ながら走るような有様でした。八幡平周辺は何度か訪ねていますが、天候が悪かったせいでしょうか、道路周辺の針葉樹(コメツガ?)などの元気が一様になかったような雰囲気です。標高差の大きな八幡平周辺を東から西に駆け抜けるアスピーテライン。周辺には有名な温泉が点在し、四季折々の美しさと共に山頂部では簡単に湿原散歩もできる便利さ。その分、登りでアクセルを踏み込みながらの運転による車の排ガスなどで車道周辺の自然はかなり痛めつけられているのではないだろうか・・・、と自分も車を走らせながらですが気がかりでありました。

続きを読む