石楯山

大学のクラスメイトであり、絵描き仲間でもあり、且つここ数年前からは日本山岳会に於いても図書委員会などに誘い込み一緒に活動しているKさん。その頼もしいKさんがリーダー役になって、山の大先輩であるY夫妻とご一緒する久しぶりの山に出かけました。これ以上ないという好天に恵まれ、山ではヤマツツジが見事に咲き迎えてくれ最高の一日となりました。

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栗生山(くりゅうやま)

静かな山に行くのはいつもの事ですが、今の時期はなおさら。アカヤシオの咲く山も、まだ今なら貸切で楽しめるだろうと選んだのがわたらせ渓谷沿いの栗生山です。

 

行きたい山のストックと云うのがあり、そこには渋い山含め季節ごとにたくさんのリストがあります。地図を見てもわずか一時間ほどの行程の山にわざわざ出かけるのを勿体ないと感じるかどうかは人それぞれ。そこは亀の歩み、半日充分に楽しめ、往復の車窓では早春の色を満喫のドライブ、且つ下山後の温泉付きとくれば、もう文句なしです。

<写真はアカヤシオと赤城山>

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豊かな山桜

記録的な暖かさの三月が過ぎ、それと共に一気に咲き散り急ぐ2021年のソメイヨシノ。

かつて母を連れてのツアーで桜見物の東北各地を巡ったのはGW間際で、ガイドの人は「一番いい時期に当りました」とご満悦、ホッとした表情だったことを思い出します。それを思うと、完全にひと月早い季節の巡りです。

 

山が一番美しいのもこの桜が咲く頃で、日一日と芽吹きが進み、淡い色合いで山全体が包まれ、毎年のことながらウットリしつつその中を歩くのは至福の時です。山を彩るのはヤマザクラ、オオシマザクラ、マメザクラなど。これらはもちろん、花を咲かせ実をつける桜です。

 

<写真にて、3月下旬に訪ねた我がホームグラウンドの西山の様子をご紹介します>

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身延山 久遠寺の桜

写真は「これぞ正しい日本の春」と言った構図ですが、身延山ではなく、帰路に立ち寄った「大法師(おおぼし)公園」からのショットです。この日は、甲斐大泉にある「ロッジ山旅」のオーナー、山旅師匠(山のガイド)の長沢さんの特別企画に便乗して、桜の名所山歩きに参加させてもらいました。

 

行く先は身延山・久遠寺とのことですが、当然桜見物だけでなく、ちょっとした山歩きもあります。なので山の出で立ちで参加しましたが、それも最初だけ、あとは身延山の墓地周辺に出て久遠寺境内に入ればまさに観光ムード、いや参拝ムード。ちょっと場違いなザック姿でしたが、気づけば菩提寺の日蓮宗総本山である久遠寺を訪ねたのは初めてでした。最高のタイミングである桜の頃に合わせた訪問となり、とてもいい山行、眼福でありました。

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満開のミツマタ桃源郷&沓掛館山

春の陽気で連日、各地のソメイヨシノ開花宣言が相次いでいます。3月初旬に訪ねた「ミツマタ桃源郷」もちょうど今が盛りと思い、再訪してみました。たくさんのミツマタ、背の高いもの、少し登った場所のもの、とグラデーションに次々と花期を変え見事な「桃源郷」となっています。今週末の見頃にあいにくの天候になりそうで、それが残念です。

満開のミツマタは白っぽいもの、黄色が強いものと色も淡く変化し、それは美しく咲いています。

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黒斑山

首都圏では緊急事態が延長されていますが、車移動で浅間山の展望台、黒斑山に久しぶりに行きました。珍しく「有名処」の山で駐車場に到着した時には、その首都圏ナンバーの車もそこそこ駐車していましたが、人はまばら。ちょうど出発のタイミングが少し遅く、ほぼ貸切での登り下りでした。

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北杜市からの眺め

すでに20年来のお付き合いとなっている、八ヶ岳山麓の定宿「ロッジ山旅」、昨年暮れに行ったきり、ご無沙汰でした。マイカー移動で、道中では好天に恵まれ単独でのスケッチ三昧、今年に入って初めての訪問をしてきました。

 

八ヶ岳の南麓に位置するペンション「ロッジ山旅」の行政区は北杜市大泉町ですが、そこに向かうには少し手前の韮崎インターチェンジか須玉ICで中央道を下りて、展望のいい下道を適当にドライブするのも一興です。

この日は夕方のチェックインまで十二分に時間があったので、ゆっくりと韮崎ICから下道を走り寄り道を楽しみました。この写真はその道中から八ヶ岳を眺望したものです。山梨県側からの見慣れた八ヶ岳はこうしてひと塊に見え、落ち着いたまとまりを感じますが、長野県側からだとあまりに長大な横並びに伸びた眺めになってしまいます。描くならやはり、こちら側からです。

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鳥ノ胸山(とりのむねやま)

静かな山のシリーズ?、今回は道志にある鳥ノ胸山(1207.8m)です。読みが難しいのですが「とんのむねやま」とか「とうのむねやま」とかも聞きます。が、コンサイスの『日本山名辞典』で調べたら、素直に「とりのむねやま」とありました。

 

ここは以前、山仲間のIさんと行ったことがあるのですが、ボーッとしていたのか、登山口の取り付きを間違えたらしく、考えていなかった尾根(バリエーションルート)から登ってしまいました。

 

で、今回は「道の駅どうし」に車を置き、地図にも載っている秋葉山(887m)からのコースで鳥ノ胸山に行き、雑木ノ頭を越えて道志キャンプ場に下山するという周回の正規ルートで歩きました。

 

とは言え、鳥ノ胸山の山頂で一人、途中で二人連れに出会ったのみで、まさに「避衆登山」、展望もよく静かな山歩きを堪能しました。

 

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明神峠から湯船山

冬型の気圧配置が厳しかった後の平日、県境の静かな山稜を久しぶりに訪ねてみました。

 

思い返せば前回は2006年のGWに、駿河小山駅から富士急バスの「明神峠行き」に乗車しこの山稜を縦走後、駿河小山駅まで下山し周回したのでした。すでに15年近くの歳月が経っていました。

 

この稜線はかつて、岩田 澗泉(たにいずみ)さんという方が個人で“情熱”を以って整備されていた場所です。特に手作りの道標は当時より賛否こもごもあったとは言え、概ね多くのハイカーの楽しみの一つになっていたことは確かです。私もその一人でした。

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宮ヶ瀬尾根・猿島

しばらく「つれづれ」の更新をサボっていたら二月になり、立春も過ぎていました。

相変わらず県内の人知れない場所をうろついていましたが、今回ご紹介の場所もさにあらず、しかも前回と間違えそうな名称です。前回は「宮ケ瀬みち」、今回は「宮ケ瀬尾根」。ただ今回の方が登路は険しく、低山とは言えのんびり散策とはちょっとわけが違います。けれど場所的には宮ヶ瀬湖の南側で湖をはさんで、向こうとこっちの違い。やはりちょっとややこしいかもしれません。<写真は登りの途中から見えた宮ヶ瀬湖、前回は右手側の中腹を歩いていた>

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宮ヶ瀬みち

少し前に歩いた県内近場の「宮ケ瀬みち」、この日もマイカーでドアツードアの、人に会わない貸し切りの山です。

 

とは言え、山歩きというより基本、昔の生活道の名残です。今は神奈川県民の水瓶である宮ヶ瀬湖ですが、かつてはそこに集落がありました。その集落への車道も今は湖の底ですが、この「宮ケ瀬みち」はその車道ができるよりずっと前、歩いて飯山観音がある方面から宮ヶ瀬村方面への行き来をしていた時代の生活道です。

この日はこの道を辿りながら、途中からは適当な尾根に取り付いて周回コースを取りました。

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秋葉山と採石場

再びの緊急事態宣言。県外に出るのも、「西山を守る会」のような仲間たちとの山行もはばかられます。

 

そこで相変わらずここしばらくはいつもの山友達のIさんと、人に会わない貸し切りの静かな山歩きにマイカーで行くパターンです。

 

この日は神奈川県内 唯一の村=清川村の、とあるどん詰まり箇所に車をデポし、道なき山の斜面を這い上がり、一つの尾根に取り付いて…と最初は“ガムシャラ道”です。一応目的の山は秋葉山。

<写真は手前のピーク「クヌギの頭」(仮称)から見る秋葉山>

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横浜から見える白い山

この写真は横浜中央部のわりと標高の高い町の一角から撮ったものです。年末の朝の散歩の時、天気がよさそうだったのでカメラを持って出かけましたが、ちょうど朝焼けの時に丹沢などを撮っていたら、東側(右手の方)に真っ白な山があるにに気づきました。ビックリ! お正月明けの写真整理で地図を出して調べてみました。左手には大菩薩嶺の稜線が連なっているのですが、雲取山にしては立派すぎます。

 

そこで「山の師匠」でもあるロッジ山旅のオーナー  長沢 洋さんに問い合わせてみると、な・なんと国師ヶ岳とのこと。そしてもっと驚いたのは、その左隣りにかすかに見えているのは金峰山だったのです!

自分の町から山梨の名峰、金峰山が見えるとは!! これは山の方で雪が降ったばかりの快晴の翌朝という好条件が揃ったからではありますが、それにしてもビックリ。長沢さん曰く「横浜は望岳都」だそうで、なるほどでありました。

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冬の山の絵展@カフェ・ピッコロ

2021年となりました。七草も明けました。

が、コロナ感染が爆発的に増加している中での年明けで、7日には遅きに逸した感の、首都圏一部の、補償も不安で中途半端な“緊急事態”が出ました。

 

新年早々にめでたい話題で始まることができず残念ですが、昨年のGo To某から抱いていた不信感やまずさが、この年末年始に的中してしまったと思わざるを得ません。

 

また猛烈な冬型での大雪で日本海側を始め各地では積雪による“緊急事態”です。コロナどころではない差し迫った所も少なくないでしょう。

 

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今年納めの山 見城山(みじょうさん)

いよいよ今年も大晦日となりました。

本年も「山の絵」HPの「つれづれ」をお訪ね下さった皆さま、どうもありがとうございました。

 

全世界を取り巻いた新型コロナウィルス、ちょうど人類をたびたび襲ってきた感染症の年に私たちは当たったと言う、そんな“歴史的な”年でした。医療従事者の方々、現場で働いて下さっている方々に感謝するだけで何もできませんが、だからこそ自分の感染は防がないと…と思う日々です。

 

そんな中ですが、今年最後の納めの山に行きました。いつも同様、人に殆ど会うことのない、しかも近場で手軽な低山。

今回は厚木の見城山(みじょうさん)です。<写真は見城山から相模湾の方を見る>

 

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白砂山で遊ぶ

年内に一度は“定宿”のロッジ山旅(甲斐大泉)に行こうと、行きがけ駄賃の山として昇仙峡(山梨)に向かいました。白砂山はそのロッジ山旅のオーナー長沢さんのアドバイスで決めたのですが、登り口はオススメの獅子平駐車場ではなく、安直に昇仙峡のロープウェイを使って、完全に観光気分に変更。

まずは山頂駅から羅漢寺山(弥三郎山)に向かい、ちょっとした岩場で遊びピストンで戻りました。当日はかなり風が強く寒さもひとしおでしたが、その分、見晴らしは最高で甲州界隈の見える山はすべて見えた、そんな贅沢な展望でした。<写真は弥三郎山のまん丸岩の上より 南アルプス方面>

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西山・法華峯林道へ往復

久しぶりの「西山を守る会」の月例山行に参加。この日の参加者はなんと19名!でした。が、そのうち地元、厚木や愛川からの参加者が大多数で自車やバイク利用。「横浜組」は本厚木駅からバス利用ですが、バスも空いていましてし、車中は窓も開いていて冷たい風が吹き込んで換気200%くらいでした。

<写真は行政境尾根の紅葉>

 

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恩若ノ峰〜おんじゃくのみね

小春日和の一日、手近なところで楽しめそうな山はないか?と考え、いつもの山仲間のIさんと相談。いくつかの候補のなかから、この恩若ノ峰が浮かび上がりました。

 

以前行った甲州高尾山の近くで、山梨県・塩山付近から登れます。もう一人、近所の山友達を誘って早朝出発。ご近所だと、こうしたお誘いにもすぐに話がまとまります。

 

「山頂は展望がない」との前情報でしたが、この日はピストンではなく周回コースを取り、南に派生するきれいな尾根伝いに下山コースをとりました。これが大正解!

 

途中には写真のような落ち葉を敷き詰めた美しい景観の斜面に出くわし、ここでお弁当タイム。地図上で見たきれいな尾根は想像のとおりの場所で、ここを歩く為に行ったような山とも思えます。

 

バリエーション・ルートを好む健脚ハイカーは、ずっと東の源次郎岳から縦走してくるのでしょうが、ゆったりとフルーツラインの駐車場からグルリと回るこのコースは、地形図を見て行って楽しめた山として、思わずニンマリでした。

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舟山に行く

この季節になると近郊の低山歩きが最高です。山と日本山岳会の大先輩であるY氏のお誘いで、数人の山仲間と小春日和の一日、JR藤野駅からタクシーに乗って舟山を訪ねました。

 

神奈川県相模原市・藤野町は「アートの棲むまち 藤野」と謳い「藤野芸術の家」があり、町内の道は「芸術の道」として様々な彫像やアート作品が展示されていて、そぞろ歩くだけでも愉しめる町です。町の東端の日連橋(ひづればし)を渡り、町中から離れ南に下っていくと菅井とか綱子という小さな集落があります。道志川の北側に位置し、丹沢山塊の北面を見据えるかたちになります。この当りで一番“有名な山”は峰山でしょう。今回向かった舟山は、この峰山の近くです。

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2020年 暦展

2020年11月、実は今年もいつもの国分寺の「くるみギャラリー」にて「暦展」が開催されています。

再び盛り返してきたコロナ禍の折、なんとなくこのHPでもお知らせしませんでしたが、会期が少し短いものの、今回もきれいな手作りカレンダー、奇想天外なものなど、デザイナーさんや版画家の方たちが腕によりをかけた作品が並びました。

 

「山の絵」は相変わらずのカレンダーや絵葉書で、壁面にはカレンダーに使用した作品を4点ほと飾ってもらいました。昨日は毎回足を運んでくださっているお客様がいらして下さったので、私も当番で画廊に詰めていました。写真にて、作家さんたちの“力作”をどうぞ、お楽しみください。(すべての作品はご紹介できていません。)

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