2018年ミニカレンダー

来年のカレンダー、もうそんな時期です…。

この欄外にもカレンダー画像を貼り付けてお知らせをしています。個展会場での販売に間に合うよう、例年よりひと月以上早めに作ったのですが、ようやくHPでもご注文の受付ができるようにようになりました。

 

1個からの発送も承っています。どうぞ「グッズ・コーナー」で中身もご覧になってください。四季折々に合わせた山々・自然が2018年を彩ります。(表紙は北海道根室半島、厳冬期、凍結するオホーツク海に面する春国岱・しゅんくにたい・です)

 

18年目に入ったカレンダー制作ですが、初期からフロッピーサイズは変更していません。小さな山の絵ですが、仕事机やパソコンの脇、ドレッサーやトイレの小棚など、邪魔にならないサイズです。

ご自分用、また年末の贈り物にも最適! ご注文、お待ちしています。

(左の写真をクリックすると、詳細な画面になります)

 

 

「山の絵」@アルプ 最終週

始まった当初は夏のような暑さも、終わる頃には秋の涼風だろうと思っていました。が、今年は10月初旬すぎても「夏日」の所が続出、どうなっているのでしょう。

 

最終週もたくさんの方がいらしてくださいました。だんだんと終わりに近づくと、この展示されている状態を見ていられるのもあと数日か…と感慨深い気持ちになります。個展はいらして下さる方々をお迎えする場所でもありますが、また作者自身にとって一番の“学ぶ場”でもあります。ズラリと自作を並べて客観的に見ることのできる場は、個展以外にないからです。

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「山の絵」@アルプ その4

この週末は快晴の秋らしい陽気となりました。アルプに詰めていてこのような青空とくっきりと見通せる山々の姿は初めてです。思わずアルプに向かう途中、早めに日野春に到着だったので、甲斐駒ケ岳の展望地で一枚スケッチをしてから美術館入りしました。

 

当日いらっしゃる皆さん、口々に「来る時の車窓からの山がきれいだった」「高速では見事な眺めだった」と満足気な表情でしたが、こんな日に山に登れたらどんなにいいでしょう。私は館内缶詰で指を加えて山を眺める心境です。

 

この週は「西山を守る会」の皆さんがマイクロバスを仕立ててのアルプ訪問や、日本山岳会・緑爽会の例会でロッジ山旅泊でのご来館、また学生時代の仲間も訪ねてきてくれたり…などなど、大勢のお客様で賑わい大変盛り上がりました。

 

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「山の絵展」@アルプ その3

日野春アルプ美術館での個展も三週目でいよいよ折り返し地点となりました。この週はいい天気に恵まれ、引き続き多くのお客様のご来館でした。山梨県地元の方以外、東京・横浜方面からいらしてくださる方も多く、今回は名古屋や岡山からの方もいらっしゃいました。

 

日野春アルプ美術館の立地場所が南アルプスと八ヶ岳にはさまれた一級の眺望が得られる所でもあり、皆さん、小さな旅を楽しむようにいらしてくださるのですが、遠路、心からの感謝です。

 

写真は美術館二階の展示室テラスからアルプの庭を見下ろしたところです。ピンクの秋明菊が今は満開です。

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「山の絵展」@アルプ その2

個展も早、二週目を終了しました。

敬老の日の連休、台風18号がやってきてどうなることかと思いましたが、山梨県には17日日曜の夜中に通過したようで、翌朝には台風一過となりました。

とは言え、用心の為に来館を延期した方も何組か。また登山がてらの友人は当然ながらキャンセル。そんなことで、せっかくの連休も山や観光地はまたもや水をさされた形になってしまいましたが、アルプには台風一過と共に思いがけないお客様がおみえになりました。「山と溪谷社」の皆さま、OBの方々です。どこかへお出かけの折に立ち寄って下さったのでしょうが、開店休業か…と思っていたところへのご来館で、館長の鈴木氏も熱弁を奮っての?お迎えでした。

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日野春アルプ美術館個展初日

9月9日土曜、ぐずついていた天気もこの日から良くなってきました。一ヶ月間にわたる企画展の初日です。

 

おかげさまで途切れることがないお客様のご来館で、初日から盛況。ありがたいことです。

案内状を持って初日狙いでいらしてくださる方、お友達と連れ立っていらしてくださる方、日野春アルプ美術館に一度来てみたいと立ち寄った方、山や観光と兼ねて出かけてくださる方…、本当に多くの方々がいらして下さり、感謝の一言です。

二階の会場は日当たりもよいので、ちょっと汗ばむくらいの週末でしたが、これからはどんどんと秋も深まっていくことでしょう。どうぞ八ヶ岳南麓の秋を楽しみがてらお運びください。お待ちしております。

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箱根湿生花園

もうすぐ日野春アルプ美術館での個展が始まります。搬入も済ませ大方の準備も一段落したので、好天を利用し一日散策に出かけました。遠出は控え、秋の花が見頃の箱根湿生花園へ向かいました。

 

日差しは強くても風は秋。前回の訪問は昨年の6月、ちょうど高山植物の見頃でしたが、今回はすっかり秋の花になっていました。神奈川県内、温泉や観光で有名な箱根ですが、自然観察を手軽に楽しむにはもってこいの場所です。園内では午前と午後に一回ずつ、ボランティア・ガイドの方が一時間半かけて解説付きで案内してくださいます。ただ花々を愛でながら漫然と歩くのと違い、ちょっと面白い話、為になる話、また親しんでいる身近な植物でもハ~っと驚くような話などを聞け、興味はつきません。下記に写真と一緒にキャプションにて当日の様子をご紹介していきます。

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日野春アルプ美術館に搬入

日野春アルプ美術館の都合と照らし合わせての作品運搬をしました。毎回、すべて一人で行います。(というか、何から何まで自分でやるしかないのがこの「稼業」なのですが…。)

 

最近は額がガラス装でなくアクリル板になっているので、重さが随分軽くなり楽になりました。とは言え、大小取り混ぜて100点以上、その他もろもろの荷物も含めると相当な量です。上に積載していく重量を按配し、作品面に荷重がかからないよう額縁に重さを橋渡ししていくよう工夫しながら積んでいきます。そして、余分な隙間を作らず、且つギッチリと詰めすぎることなく、また移動する車のなかでグズグズ動いたり、ブレーキやカーブの際に動かないような工夫も必要です。

 

約2時間かかって汗をかきかき、運び出しから積み込み作業を行いました。助手席にも最後の荷物を積み込み、さあ出発。途中の高速パーキングエリアで一度休憩をとり、定刻に日野春アルプ美術館に到着しました。

着いたらすぐに今度は荷降ろし作業。翌日の腰痛もどきは、帰路の事故渋滞にはまった長時間運転も含め致し方ないのですが、絵に関わる作業はかなりが「体力勝負」のものと痛感します。本番前の腰痛に気をつけねばなりません。(積載の様子を下に載せました。)

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Gargas・ガルガを訪ねる

Gargas(がルガ)は写真のようなお蔵の画廊喫茶です。長野県・松本市にあります。

長野県東御(とうみ)市・八重原に住む芸術家仲間の人たちが以前からここで展示会を開いていて、この画廊を訪ねるようになりましたが以来、すっかりお気に入りです。松本駅から徒歩で15分くらい。

 

先月も「山・雷鳥展」という企画展を見に来たのですが、今月はこの喫茶画廊のオーナー・熊谷俊行さんの個展だったので是非!と再びやってきました。

 

しかも、その八重原在住の造形作家の冬美さんと陶芸家のりわ子さんが忙しい時間をおして私の都合に合わせてこの日、やってきてくれるとのこと。久方ぶりの再会も楽しみに臨時特急「はまかいじ」(横浜ー松本間直通)車中の人になりました。まずは熊谷さんの展示会、そして二人との久しぶりの逢瀬、もう一つはこの「はまかいじ」乗車の楽しみ。個展前でワサワサしている中、私自身も息抜きの一日を過ごします。

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飯豊山を振り返って

この本はヤマケイ新書から2016年12月に出た「『山の不思議』発見!ー謎解き登山のススメ」(小泉武栄著)です。小泉先生の本は昔、偶然目に留めて読んだ「日本の山はなぜ美しい」(古今書院)がきっかけで、以来新しい本が出るとよく読んでいます。

 

と言うのも、山の絵を描くにあたって常に「どうしてあそこは植生がなく黒っぽいのだろう?」とか「なぜガラガラした地形なのに、こちら側は笹原なのだろう?」とか疑問だらけでいたのです。そこに出会ったのが小泉ワールド「山の自然学」の世界でした。まさに目からうろこ。元々自然科学が嫌いではなかったのでグイグイと引き込まれ、この「山の自然学」のおかげで描くにあたってもいろいろな事が理解でき、それ以上に山を歩く楽しみが深まるのが何よりでした。

 

つまり自然のなかでは「答え」を知ることより、まず「どうして?」という疑問を持つことの方が数倍も楽しいのです。必ずしも答えが分からなくとも、その「どうして」に自分なりの“推論?”(いい加減で適当なものであっても)を立てながら接することで何気なく見ているものもよく見つめますし、山で過ごす時間や山歩き自体が奥深くなるような気がするのです。

(ちなみに、この本の第1章に突然私の名前が登場していてビックリ。後日、先生からのお年賀状に「あなたのことを書いちゃいました」とありニンマリでした。)

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アルプ搬入 2週間前

毎度のことですが、個展に作品搬入前の今が一番、荷物がごった返している時期です。(写真はその一部)

 

昔描いていた油絵に比べれば、水彩画は格段に場所を取らずに助かりますが、それでもコツコツと描いているといつのまにやら「紙の山」となります。描くのは夢中になっているのでいいのですが、さて溜まった作品の整理整頓となると先送りで、やらねば…やらねば…と思いながら、やっとある日に重い腰を上げ取り掛かる、の繰り返しです。

 

そして個展準備が始まるとそれら作品の取捨選択がまず悩みのタネです。場所、季節、前回との兼ね合い、作品の大きさ、数量、個展そのものの構成などなどを考えはするのですが、実際はどれを額装していくか、毎回悩みに悩みます。

描くときは、何も考えていません。横に広がる構図の山が相手なので、無意識にスケッチブックをどんどん横に継ぎ足して、どこまでも長い絵を描いてしまうこともしばしば。また、どうしても持参の画帖のなかでも大き目のものに好んで描いてしまうのも、対象が巨大なせいで後先考えず・・・。するといざ額装の段階で大変困ることになるのです。

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飯豊連峰を訪ねる3

大日岳を御西小屋からピストンした三日目の朝、その日は辿った道を折り返しで歩く復路日程です。大日岳の山頂ではちょうどガスに包まれ真っ白でしたが、登り下りの道中では立派な山容の大日岳を十二分に楽しみながら、また豊富な高山植物を愛でながらのハイライトでした。

 

さて、復路。本来の宿泊は本山小屋を通り過ぎガレ場の急坂を下り御秘所(おひしょ)の岩場や草履塚のピークも越えて辿り着く切合(きりあわせ)小屋の予定でした。ところが、梅雨明けして好天がしばらく続く天気予報のせいで一斉に登山者が山に繰り出したのが、この日だったのです。スケッチなどで時間を食った分、到着した午後の切合小屋はア然とするほどの混雑ぶりでした。

小屋の真ん前に水場のあるこの小屋に泊まれると楽ですし一旦は宿泊手続きをしたものの、同じ混み合うのなら初日にお世話になった三国小屋の方がいいのでは…と判断し、普通なら小屋にザックを下ろし寛ぐべき時間帯でしたが意を決して再び荷物を背負い上げ、二時間弱先にある三国小屋を目指し歩き始めました。しかし、その1時間半の厳しかったこと! そして、着いた三国小屋では・・・。(写真は夕刻辿り着いた三国小屋前、小屋内では炊事ができず外で夕食の準備を始めるところ)

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飯豊連峰を訪ねる2

入山二日目、いよいよ本格的な縦走に入ります。天気は申し分なく、一気に夏山気分です。

しかし初っ端から急坂を下ったかと思えば梯子と鎖で岩場を急登、続いていはザレ場のトラバースあり雪渓ありと変化に富んだ登山道です。

また今回の山行では縦走中、ほぼ途切れることなく高山植物が咲き乱れ、苦しい登りも随分と励まされました。雪が多かったとのことで、たっぷりの雪渓や雪田が残り、溶け始めたばかりの箇所には早春の花や湿原の花も、雪解けが早かった場所では夏の花と一緒にすでに初秋の花も咲いていて、幅広い季節の花々を楽しめたのは幸運でした。いろいろな山を登ってきましたが、こんなに花に溢れた山行はもしかして初めてだったような気がします。

二日目は御西小屋までの予定ですが、途中で菊判和紙を拡げての制作や花のスケッチもあったりで到着は16時を回ったいい時刻。三国小屋から来たと言ったら、小屋の管理人さんから「えー!どこをどうやって歩いて来たのよぉ」と呆れ返られました。歩きの遅さに加え停滞時間の長さもあり、多めに見ていた行程がちょうどでした。

 

*上の写真はこれから向かう飯豊本山の方です。正式な山頂はもう一つ向こう側に隠れていますが、見えるあの急登がこの日、一番のこらえどころでした。花などは下記に写真でご紹介していきます。

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念願の飯豊連峰を訪ねる1

福島と山形県境の飯豊(いいで)連峰はそれこそ大昔からの憧れで、一度は訪ねたいと願っていました。この夏、その夢が叶いました。どこから登っても急登に次ぐ急登。北側の石転び沢の雪渓から登る技量と体力は自分にはないと分かっていましたので福島側の川入集落からの大ピストン縦走を計画しました。それも普通の日程より一日分多めの設定です。

 

天気が良ければ巨大な山容を稜線からほしいままに描けるかもしれない…。そんな期待を抱き、自分のザックには絵の道具を主に、そして共同装備を担当してくれる山友の同行で東北に向かいました。が、東北地方の梅雨明けはまだだったようで、川入集落での前泊では明け方から雨が降り出していました。(写真は三国小屋からの大日岳、夕陽のシルエット Aさん撮影)

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雨でしたが・・・

ヒオウギ花見会初日、バザー当日はあいにくの雨でした。小雨でしたが、やみかけると又降り出すという、霧のなかの雨模様だったのです。

バザーが開催できなかったのは残念でしたが、それでも小雨の中をかなり大勢の方々がお越しくださいました。

 

会場ではヌバタマをあしらった京都の和菓子とお抹茶のおもてなし、またテントのなかでの絵葉書や本、手作りグッズの販売など、それなりに過ごして頂けるよう、会員の人たちも臨機応変に対応。雨除けタープも張って、その下ではゆっくりとミニ宴会をして楽しんでくださる家族連れの方もいらしたり、満開のヒオウギと共に賑わいのある会場となっていました。

 

とは言え、ちょうど昼頃からしとしと雨も上がり、明日から一週間の「ヒオウギ花見会」は、今日以上に元気よく花たちに迎えてもらえるのではないでしょうか。どうぞ皆さん、8月6日(日)まで午前9時から午後1時まで開場しています。お弁当を持って緑陰にてランチタイムも楽しいでしょう。どうぞお越しくださいませ。(会場などの情報は下記二つ前の「つれづれ」に詳細が載っています。)

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つかの間の避暑

山好きな方が見ればすぐに「あー、あそこね…」とお分かりでしょう。先日、あまりの暑さから山仲間と一時の“脱出”。歩き始めの位置がすでに2000mを越える麦草峠に向かいました。平日とは言え、皆さん考えることは同じ。到着時の駐車場はすでにほぼ満車でした。運良く停められて、さあどこに向かおうか・・・。「のんびりしに来た」ということでのんびりと高見石に向かって登り出しました。安直な選択ですが、思えば高見石に行くのはかなり久しぶりです。そして気づいたのですが、雪の時期ばかりで夏道はあまり記憶になかったのです。久しぶりだと初めてのように感じるので、忘れっぽいのもいいものです。(写真は高見石の上から見下ろした白駒池です)

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7月30日 ヒオウギお花見会&バザー

いつも登っている西山をバックに満開のヒオウギ、数年前に撮影したものです。

「ヒオウギアヤメ」と勘違いされる方も多いのですが、実はアヤメとはまったく姿も色も異なるこの花が「緋扇・ひおうぎ」、「西山を守る会」のシンボルの花です。ちょうど今頃、夏の暑い時期、午前中に花開きその日のうちにはしぼんでしまう“一日花”です。

この花を「西山を守る会」の“基地”=沓掛館山に会員が丹精してたくさん咲かせ、お披露目するのが「ヒオウギお花見会&バザー」です。バザーは30日のみですが、ヒオウギのお花見会は7月30日から8月6日(日)の一週間開催しています。どうぞ今の時期にしか見ることのできない、美しいそして珍しいヒオウギの花を見にいらしてください! 会場は緑風で、都会の暑さに比べ格段に涼しいですよ。※ご来場の方にには冷たいお抹茶と京都・亀谷良吉のヒオウギの実=ヌバタマを模した和菓子「烏羽玉」をおもてなし致します。(数に限りがあります)

ご案内は下記に記載しています。

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