久しぶりの「西山を守る会」の月例山行に参加。この日の参加者はなんと19名!でした。が、そのうち地元、厚木や愛川からの参加者が大多数で自車やバイク利用。「横浜組」は本厚木駅からバス利用ですが、バスも空いていましてし、車中は窓も開いていて冷たい風が吹き込んで換気200%くらいでした。
<写真は行政境尾根の紅葉>
数ヶ月ぶりに「西山を守る会」の月例山行に参加しました。記録を見ると、6月にマイカー利用で個人的に登りに行って以来です。おかげで今年はほとんどヒルの被害を経験せずに済みました。
この秋一番の冷え込みという肌寒い朝、電車とバスを乗り継いでの山行。久々に会員の皆さんとも会え、この日の参加者は総勢16人。マスク使用で適度な距離をおき、現地ではコースを二手に分けて登りました。そして私は一足先に休憩なしで一気に華厳山まで登ってスケッチ・タイムを確保。
<写真は華厳山の尾根途中から厚木市街が見通せる地点にて>
今年は梅雨明けが8月にずれ込むという雨空続きでした。そんななかでもヒオウギの花はいつものように7月の後半よりきれいに咲き始めていました。毎年恒例で開催していた「西山を守る会」の「ヒオウギお花見会&バザー」も今年は中止。その代わり、7月26日から8月2日までヒオウギ田圃のある沓掛館山を9時〜13時まで公開しています。見頃のヒオウギを訪ねてきました。会場の様子は下記のフォトギャラリーにて御覧ください。
(お問合せ:「西山を守る会」事務局☎0462-41-8990)
♦グーグル・マップでの「平山坂上」は最寄りのバス停です。沓掛館山の場所は「龍松工業機材センター」に隣接しています。
緊急事態宣言の解除が一応出され、人と出会わない近場の山なら車移動でOKか?と、二ヶ月ぶりに出かけました。
ちょうどここは自粛前、最後に歩いたところと全く同じコース。つまり、この西山はひっそりとしていて、こういう事態下でも適している場所なのです。
この二ヶ月間で山の様子はすっかり変わっていました。4月初旬、山全体淡い春色で、その新芽のグラデーションと山桜の饗宴で夢のような世界でしたが、今はすでに初夏を過ぎ、夏の様相。水気を含んだ濃い緑色に埋められ、葉が茂った山全体からは眺望もほとんどききません。
ときおり白い花をつけた木々や地面一面の落花に癒やされながら、久しぶりの山歩き、すでに蒸し暑いなか、大汗をかいて歩きました。
昼過ぎには下山しましたが、会う人も居らず、登山口のゴルフ場にて、プレーをしているおじさん達に遠目に挨拶したくらい、さまざまな鳥のさえずりに溢れるばかりでした。
先日、とうとうと言うかやっと「緊急事態宣言」が出ました。それまでも不要不急での外出は気をつけていましたが、宣言直前に“誰にも会わずに行ける所”として、西山の二山をグルリ巡ってきました。
4月は「西山を守る会」恒例の月例山行も中止になりました。みんなでは歩けないけれど、三密を避ければ誰にも会わない静かな山は一番安全です。
人の居ない静かな西山、しかし毎年の春と同じく、それは美しい緑と咲き残るヤマザクラとの共演でありました。
写真を追って、しばし「山笑う」春をご覧ください。
<淡い緑のクヌギ林:登山口に向かうゴルフ場内の厚木市道にて>
ここのところ、ずっと西山通いとなっています。
世の中は、と言うか世界規模で「新型コロナ・ウィルス」が広がっているようで。学校も全国一斉休校なんて事を唐突に言われて混乱が生じていますし、各地のイベントも次々中止や延期に追い込まれています。
ただ移動中はともかく、山は比較的安全というか安心できる空間だと思います。そんな事で、たとえば中央高速沿線の八ヶ岳周辺の高原避暑地周辺もスキー場や温泉は、冬場にはまずない人出だとか…。
西山は自家用車ではなく公共交通機関利用だし、今は花粉最盛期で都会の際にある低山だし、さしていい空気とも思えませんが、それでも何故か先日の月例山行では14人!もの参加者でした。写真を追って当日の山行を報告します。
<写真はバス停「東谷戸入口」から深堀という字 そこで見かけたホトケノザの花畑と大山>
2月上旬に山の本倶楽部・女子部を案内して歩いた西山三山。この時のメンバーの一人がさっそく、自分の友達、山仲間を誘っての再びの西山山行がありました。
詩人の正津 勉氏を中心として山を歩き楽しむ「遊山クラブ」の皆さんです。
上旬の山行では風の冷たさがまだ冬の寒さそのままでしたが、三週間近くたった西山は随分と春に近づいていました。
写真にて、その様子・変化をご紹介したいと思います。<稜線・南面のダンコウバイ>
白山書房の季刊誌『山の本』には山の本倶楽部という、読者が会員になって定期的な山行を中心に親睦をはかっている会があります。その会のなかで「女子部」と称し女性だけの会をつくり、本家本元の倶楽部より活発に活動しています。
やはりそこは女性パワー、いやオバサン・パワー。口八町手八丁でお喋りもですが、とにかくその食材、それにまつわる演出の素晴らしさには毎回そこが山上であることをわすれさせるほどです。しかし楽しくて美味しいだけではなく、中心には経験豊富な登山(雪山、岩、登攀など)のエキスパートであるメンバーも指折り揃っているのですから、鬼に金棒?です。
今回は初めて私がリーダーとなり、そのつわ者揃いの女子部の皆さんを自分の“テリトリー”でもある厚木荻野の西山にご案内しました。もちろんコースは西山三山(経ヶ岳・華厳山・荻野高取山・発句石)の縦走コースです。
今年初めての「西山を守る会」の月例山行がありました。幸いにも好天に恵まれ、冷え込むなかでも陽ざしの暖かい日和で、参加者はお孫さん連れの子供一人含め総勢18名! 活気のある出だしに、高齢化も吹き飛ぶ勢いでした。
いつものように9時に厚木市・上荻野分館に集合し、地元の神社にお参りしてから登山口に向かいます。
横浜方面からの参加者は本厚木駅1番乗場から「半原行き」の神奈中バスに乗車で「上荻野」で下車となります。(休日は8:10発、土曜なら8:20発)
写真は尾根に取り付いて少し標高を上げたところから振り返って見た厚木市内方面から相模湾に向かった方向。お正月休みで空気も澄み、前夜風も強くひと雨降ったせいで余計にくっきりとよく見通せます。
厚木市の丹沢前衛の山、西山に久しぶりに行きました。
当日は「西山を守る会」月例山行の日、しかも下山後に沓掛館山の広場にて芋煮会が予定されていたのです。
さてヒルがすでに姿を現さない西山、ちらほらと色づき始めた紅葉を愛でながらの登り。が、やはり10月の台風被害の爪痕が各所に残っています。
神奈川県・厚木の荻野地区を活動の場にしている「西山を守る会」、梅雨時の山行は雨で翌日に順延。夜中もしっかりと雷雨だった翌朝は好天で気温もグングンと上がり、まさにこれはヒルがご機嫌な条件。
その日のコースはホームグラウンドの西山三山をちょっとはずれ、裏側の「坂尻バス停」から「リッチランド」(何がリッチなのだろう?緑豊か?)という施設を通って稜線に取り付くものです。
バス停からしばらく車道歩き、すぐに汗が吹き出しましたが、本当の汗(冷や汗?)は取り付きからの植林帯でした。写真のような“おむすびコロリン”の登りですが、ただの登りではない。この尾根に乗るまでのトラバース箇所でのヒルと言ったら、久しぶりの多さでした。ゼイゼイと登っている足元、靴を見ればすぐに3、4匹はくっついていて、最初は塩水をかけていましたが、それも追いつかず、あとは次々手ではたき落とす!
が、ダニとかハチと違い気持ちは悪いけれど、食われても痛くもないし、吸血し終われば自分から離れます。問題はその後、出血がなかなか止まらないことです。
本日7月22日(日)より、神奈川県厚木市の「平山坂上」バス停近くの会場、「沓掛館山」にてヒオウギのお花見が開催されています。花もちょうど咲き始め(例年よりやはり1週間以上早い)見頃を迎えています。昨日は会員13名で、会場のテント張りなど準備作業をしました。連日、各地で35度を越える猛暑。さすがに炎天ではその暑さには逃げ出したくなるほどですが、これが会場の緑陰のなかだと意外な涼しさ! 作業で汗を流しつつも、熱中症の心配などは殆どないそこそこの暑さで、園内を渡る風の心地よさは何とも気持ちいいものでした。
毎年恒例の「西山を守る会」が会のシンボルの花としているヒオウギの開花時期にあわせてのお花見会が始まります。
ヒオウギも今年は開花が早く、7月22日(日)から一週間、一般公開とします。
そしてメインのバザー開催日は7月29日(日)午前9時〜午後1時です。
会場ではご来場者に冷たいお抹茶とヒオウギの種を模した京都・亀屋良長の和菓子「烏羽玉」をおもてなしします。
バザーでは西山の華厳山で採ったサンショの実で作った「ちりめん山椒」や焼き菓子。また手芸品や「山の絵」の絵葉書も並びます。その他、掘り出し物もありそうなバザーが緑陰にて開催されます。暑い時期ですが、会場は緑の木陰で涼しいです。どうぞお誘い合わせでおでかけください。お待ちしております。
場所は小田急線・本厚木駅北口1番のりば・神奈中バス「半原行き」乗車、約30分の「平山坂上」下車です。29日当日のみ、会場隣りの「織戸組事務所前」に場所をお借りして駐車場をご用意します。
お問合せ:「西山を守る会」☎ 046-241-8990(荻田)
およそ三週間ぶりの更新です。
ネット環境の変更で更新不能となって、少し間が空いてしまいました。申し訳ありませんでした。
さて、久し振りのお便りは神奈川県厚木市荻野地区、たびたび登場している西山の話題です。この西山山麓、松石寺に近い沢筋が数年前よりミツマタの生息地として適していることから「ミツマタ桃源郷」として今の時期、密かな?名所となっています。
この写真は先日、3月18日(日)の月例山行の際、撮影したものです。まだまだ満開ではありませんでしたが、いい香りが漂い見頃となっていました。ここ数日は雪の寒さでしたが、ちょうどこれから満開に向かい、この週末あたりが見頃かと思われます。どうぞお近くの方、みごとな「ミツマタ桃源郷」にお運び下さい。 ♦問い合わせ:「西山を守る会」☎0462-41-8990
今年最初の「西山を守る会」の月例山行に参加しました。
久し振りに会の皆さんと楽しく歩け、下山後の「沓掛館山」での打ち上げでは事務局の奥さまが作って用意してくださったお汁粉をおいしくご馳走になりました。
昨年12月にずっと行けなかった西山の荻野高取山にとりあえず年内登っておこうと個人的に行きましたが、やはり会山行で歩く楽しさは格別でした。それは単なるグループ山行ではなく、皆さんがそれぞれこの西山の魅力や良さに引かれ、且つ“大人の遊び場”として仲間同士の交流を大切にしているからだと感じます。私が長くこの会に関わっているのも、事務局の牽引力もさることながら、こうした会員の方たちとの関わり合いが「楽しいから」の一言に尽きます。
(写真は発句石からの眺望:厚木の住宅地と市街地、遠くには横浜のみなとみらい地区)
今年は厚木荻野にある丹沢前衛の西山三山(経ヶ岳・華厳山・荻野高取山)にはあまり行けませんでした。月例山行の度に都合が悪く、また夏から秋にかけては日野春アルプ美術館での個展準備と会期で身動きとれず、でした。
このままでは西山に行かないで年明けしてしまうと思い、年末恒例の焚火&鍋の日に、とりあえず荻野高取山だけでも登ろうと早朝出発しました。
久しぶりの西山はすっかり葉を落とし冬の装いでしたが、それでも山中ではイロハカエデなど、モノトーンの山肌にひときわ美しく紅い色合いを残す木もチラホラと見え、名残を楽しめました。
今年最後の丹沢前衛、西山山行に参加しました。と言っても今回は月例山行ではなく、西山三山の一つ、経ヶ岳からの登山道整備が目的です。登りは高いところを目指せば問題ないのですが、下山時に尾根を外して迷ったり、また最後の出口で鹿柵に阻まれ「脱出」できなくなったり、そうした事を防ぐ為の作業です。
晴れ渡った空の下、汗をかくほどの陽気でしたが、おかげで寒さ知らずで作業もはかどりました。いずれヤブとなりそうな尾根筋のシロダモの幼樹を刈ったり、上から見て左右どちらか迷いそうな地点に、事務局の荻田さんが作成してきた「道標」を付けたり、沢山の作業で予定時間を大幅に上回りました。
先日、雨模様でしたが久しぶりに「西山を守る会」の月例山行に参加しました。春から秋にかけて、丹沢前衛の厚木・荻野地区の西山はもともと山麓にはヒルが多いのですが、ムシムシとした天候続きで当日は雨のショボショボ降る「好条件」、久しぶりにウジャウジャのヒルの大歓迎を受けました。
登山口付近より小雨が降り出した当日、6人居た参加者の内、2名が合羽のズボンとポンチョを着ました。他は合羽上下や上だけ、あと傘のみの私とさまざま。で、結果としてこのポンチョが雨の西山には「不適」とわかりました。
当日は半袖シャツで歩いていた私が二の腕内側に吸血されたのを始め、何人かが被害を受けましたが、吸血に至らずとも多数のヒルを「付けて」しまったのが、このポンチョ。帰宅後の洗濯で風呂場での乾燥中に1匹ポロリ、その後念入りに縫い目まで見て洗剤で洗っても再び2匹が洗剤液にフワリ・・・。おそらくポンチョが、草などに居る小さなヒルを舞い上げ付着させてしまったのでは?と推測しています。
丹沢前衛、厚木荻野地区にある西山三山。一番南に位置する荻野高取山は採石によって日々、山容を崩され山自体が失われつつありますが、その高取山に達する尾根の一つに松石寺尾根があります。その尾根の下方、大平高取登山口にはミツマタが群生していて、この時期には美しい淡いクリーム色から黄色のグラデーションの世界になります。
新聞や地元ミニコミ紙などで宣伝されたこともあり、多くの方が訪れたり、西山登山も兼ねた山ツアーも組まれたりとここ数年賑わいを見せています。
「西山を守る会」のブログでは13日㈰に七分咲きとありました。明日からの晴れ間には満開のミツマタが楽しめると思います。
月例山行が雨で中止となった11月、最後の日曜日に紅葉狩りの山行がありました。今年は暖かかったせいか、まだモミジが色づくにはちょっと早かったようですが、広葉樹に恵まれた西山の紅黄葉は充分に楽しめました。
以前から何度か登場している丹沢前衛、厚木にある西山です。この写真はその西山三山・荻野高取山の先にある「発句石 ほっくいし」の踊り場から見下ろした景観で、砕石によって山がだんだんとなくなっています。
ここを『西山を守る会』は月例踏査として十年以上、毎月歩き続けています。私も都合がつく限り、一緒に歩かせてもらってます。
低山ながら杉などの植林が少なく、自然林に包まれた西山。そこを登ってきて砕石場の際に当たるこの踊り場まで来た初めての人は、皆息を呑み言葉を失います。都会で便利な暮らしをしながら「採石するな」とは言えませんが、この西山の稜線を失う経緯に関しては、誰かさんが「解釈」をひねっただけで安全保障の根底をひっくり返そうとしているのと、あまりにもよく似たものがあるのに驚かされます。