出先で御嶽山の噴火を知り驚きました。この8月お盆に行ったばかりでした。写真は過去の噴火口を頂上直下から見下ろしたものですが、ものすごい爆裂の痕が広範囲に残り、その凄まじさを実感したばかりでした。またここが再び、間もなく噴火を起こすなどとは・・・。
紅葉シーズンの好天、週末、しかも昼時を迎え多くの登山者が山頂でお弁当を…という最悪のタイミング。山頂付近にて逃げることもままならなかった方たちの不運を考えると、思考が停止してしまいます。
いよいよ昨日より日野春アルプ美術館での個展が始まりました。天候にも恵まれ、ありがたいことに初日より今日も遠路多くの方がおみえくださっています。
車に満載した絵も、館長の鈴木さんによって見事にほぼすべて飾っていただけました。青い空に鳳凰三山や茅ヶ岳、外に出れば甲斐駒も見渡すことのできるアルプ美術館です。
週末(金・土・日・23日以外の祝日)には会場に詰めております。これからのひと月間、どうぞよろしくお願い致します。
先日、日野春アルプ美術館に搬入に行きました。
大小100点以上の絵を車に積み込む作業。次々とあふれるように出てくる「絵の山」を見て、果たして全部入りきるのか?と思っていましたが、入るんです、不思議なことに、うまく隙間なくピッタリと!
前夜はものすごい雨でしたが、搬入当日の北杜市は朝から青空が…、そして入道雲が夏の名残のように空に拡がっていました。
個展前に一度遠出をと、東北の山を計画したのはいいけれど、天候不順で直前まで行先を迷いました。で、最後に決めたのが岩手県側からの栗駒山。往路は雨の中の出発でしたが、到着した登山口の須川高原温泉では、宿の従業員のお兄さんが「今期、初めて」という見事な夕日をバックにした鳥海山のシルエットが!
翌日は一日のみ、好天の登山日和となり、すっかり秋の花となった登山道を、残雪の白い雪形が今だに残っている鳥海山を遠望しつつ辿ることができました。