西山・紅葉狩り山行

月例山行が雨で中止となった11月、最後の日曜日に紅葉狩りの山行がありました。今年は暖かかったせいか、まだモミジが色づくにはちょっと早かったようですが、広葉樹に恵まれた西山の紅黄葉は充分に楽しめました。

久しぶりの「西山を守る会」での山行で12名の参加。大沢登山口では登山ポストの修理、また登った経ヶ岳の上などでも看板の修理をしながらの山歩きです。ポストの中には西山を歩く際に便利なマップの載った西山チラシが入っています。

 このチラシを見て西山を歩く登山者も少しずつですが増えているようですし、会の月例山行にも毎回のように新しい参加者の方が来て下さっています。これは事務局の荻田さん始め、会員の皆さんのコツコツと長年続けられている活動の積み重ねの成果であり、採石されている西山という地域の山に人々の関心と目も向けられている証です。

 山行の後には毎回、事務局の広場である「沓掛館山」にて皆で打ち上げをします。季節ごとの打上げ会で11月は芋煮会が予定されていましたが、今月は雨で中止となり残念でした。12月は豚汁と地元の酒蔵『蓬莱』の初しぼりの会が予定されています。これは毎年、大人気で参加者も多数です(*^_^*)

伊豆に行く

何故突然ビールのアップが登場するのか?

・・・それは雨だったからですーーー

昨年に引き続き日本山岳会の図書委員会での山行が先日あったのですが、初日は朝からの雨。本来なら天城峠南に控えている渋い私好みの山、登尾(のぼりお)に登る予定だったのですが修善寺に到着すると同時に、振替予定の地ビール工場「ブルワリー」へ直行。

開店と同時に入場し昼過ぎには皆さん、すでに「出来上がって」いらっしゃいました。

しかし、そこでは普段の委員会などでは語られない山談義に盛り上がり、とてもいい親睦の機会となりました。テーブルを囲んだ数人の話題にのぼったのが串田孫一らが主体となって300号まで編まれた山の雑誌『アルプ』。壮年の方たちが「若い頃はこんな雑誌をバカにしていたけどね…」と仰りながらも、その価値を深く語られるのに引きこまれ、辻まことに話題が集中した時には最高潮となりました。

「辻まことは立ち位置も関わり方も、『アルプ』の中での存在もちょっと特殊だったかもしれない。が、彼はそこでうまく『アルプ』を‘利用していただろうし逆に『アルプ』によって表現の世界を拡げられたことにもなる・・・」ーこの表現云々については私も絵描きのはしくれなので、とてもよく分かるのです。描く場所、提供する場面を強いて与えられると、不思議と自分を越えた表現が生まれてくるのです。自分の描きたいもの、表現したいもので「殻」を突破していくのは長い年月の創作のなかでは当然あり得ますし、それが創作なのですが、外部から「場」を与えられることにより、思わぬものが出てきて開けることがあります。辻が本当に絵を描き始めたのも、『アルプ』によって場が造られたからかもしれません。

また『虫類図鑑』(筑摩書房)にも話がおよびました。そこに登場する辻の描くところの「虫たち」は悉くシニカルな表現に溢れるのですが、私がふとたった一つだけ美しい「虫」を彼が描いていることを思い出しました。それは「友情」という名の虫でした。その話をすると談義の中心的存在だったiさんが「そうなんだよー、彼も‘希望’が欲しかったんだよ〜」とほろ酔いのなかで頷いたのでした。

雨つづきなので・・・

11月というのに今日は暖かい雨でした。先日は汗ばむような日があったり、なんだか陽気がおかしいのでは?と思います。

この間の鉄道の旅、拙い写真ですが自己満足の乗り鉄もどきのショットを何枚かアップ致します。(写真をクリックすると大きくなり、コメントも表示されます。)

夜行急行

最近はニュースなどで次々と姿を消す寝台特急が取り上げられ、そうするともう決してその寝台券は取れないほどの‘競争’になります。その影で静かに毎晩本州の青森と北海道の札幌を結び走っている夜行急行があります。

まだ今なら寝台券が手に入るかも…ということで、例の「大人の休日パス」を利用しての計画。間際まで日程が調整できず、ギリギリの二日前に「みどりの窓口」へ出向き空席を尋ねたのがどうも良かったのかもしれません。最後の一枚(キャンセル分だったのか?)が取れました。

私はただ単に列車に乗っているだけで嬉しいのですが、やはりこのブルートレインにはそれなりの思いがあります。すでにどこも新幹線で速く便利に移動できますが、鉄道には移動手段としてだけでないもっと別の意味合いを感じます。しかし「採算」という現実の前には無力なのでしょう。たまにしか利用しない旅人の思いは身勝手なものでしかありませんが、こうして夜行や寝台列車が惜しまれながら満席になるのは、現代人が利便性だけでないものを移動手段の鉄道に求めている一つの表れでもあるのではないでしょうか。


各JRでは極端な「豪華列車」を仕立てては完売していますが、一握りの‘セレブ’が楽しむだけの乗り物になってしまうのでは何だか悲しい気分です。世の趨勢・鉄道事情の将来は「豪華さ」に向かっているようですが、鉄道とはもっと多くの人がちょっと頑張れば乗ることの出来る「贅沢」であれば充分で、ひとときの夢を味あわせてくれるものです。そんな淡い思いも「採算」の前には無用でしかなく、時代の流れに逆らえないということでしょうか。


JRも儲かっている東海であるなら同じ仲間会社の北海道を助けたりして「ユニバーサルな足」としての鉄道をもっと総合的に経営できないのか…と素人は考えたりします。少なくとも極々一部の人間しか前向きになっていないリニア新幹線などに巨費を投じるよりはずっとマシでしょう。

リニア新幹線については過去の「つれづれ」をご参照ください。

福島の青空

向こうに見える三角二つは会津磐梯山です。雲一つない青空、登るに連れて猪苗代湖の水面が大きくなり、磐梯山より西には安達太良山、吾妻連峰もくっきりと見えます。一年にも何度あるだろうか?という安定した高気圧に日本列島全体が覆われた数日のなかの一日、郡山まで足を伸ばしました。

十月末に待ちに待った(?)圏央道が久喜JTCにて東北道につながりました。距離的には都心の首都高を通過するのと大差ないのですが、あの渋滞や地下深くモグラのように潜っていっては再び排気ガスを目一杯噴出しながら地上にはいがると云った苦痛の首都圏を通らずに済むだけで雲泥の差。排気ガスは勿論燃費もかなりよくなりますし、まずは精神的に何層倍も楽になります。そして新しい道路は快適な走行ができ安全にもつながります。


その新しい圏央道を試しがてら山友さんと運転を交代し日帰りで行け、楽ちんでありながら展望のいい山。幾つかの山のストックを持ってはいますが、考えあぐねたうえで山友さん念願の額取山(ひたいとりやま)にしました。ここは展望もよいし、御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)からは然程の高低差もなく登れることから地元の方には人気の山らしく、当日は平日ながら単独十数人、数組のカップル、一組の団体さんが来ていました。

山頂での休憩時、神奈川県から来たと言うと「えーーっ!」と驚かれました。そして「なんでこんな山に・・・」と。百名山のような有名ドコロでない地元の山に、なんて物好きな・酔狂なということでしょう。たしかに・・・。

人はそれぞれ好みや思いを持っています。私はこうした地元の人にこそ愛されているような山が好きなんだな〜としみじみ思うのでした。