「二人展」折り返し後半です

     大岡川の桜と花見船・花びらが散ると川面が淡い色で敷き詰められます
     大岡川の桜と花見船・花びらが散ると川面が淡い色で敷き詰められます

週末を一回過ごし二週目に入りました。おかげ様でご来廊のお客さまも多く、盛況な会となっています。

ありがとうございます。

 

画廊のある横浜・関内の吉田町や野毛周辺でも一斉に桜が開き、きのうから今日は最高の花見日和となっています。朝、画廊に行くときに大岡川沿いを歩いて来たら、すでに河口から花見を愉しむお客さんを満載した船が過ぎて行きました。

 

「二人展」もあと6日となりました。天気は三月最後の本日までが晴との予報ですが、「山屋」にとっては雨模様の週末は画廊巡りに振り替え易くなります。雨もまた良しの春です。皆さまのお越しをお待ちしております。

「二人展」いよいよ開催

本日、初日。「二人展」が始まりました。昨夕に搬入し、夜8時頃までかかって飾り付けをしました。


二人での展示は、さまざまな作品があるので個展とはまた違った難しさがあります。

が、予想通り今回の作品展では寧ろその様々な作品群がうまく響きあい、お互いをつぶすことなく調和しているのを感じます。飾り終え会場を眺めてホッとしましたが、初日の今日 改めてそうした思いを強くしました。


会期は二週間、4月5日㈰までです。

ちょうど今は吉田町通りのコブシの木に白い花が咲き始めています。

また、近くの大岡川の桜並木も暖かくなるという予報の週末には見頃を迎えるでしょう。


皆さま、どうぞお花見を兼ねて、新しい横浜地区とは一つ趣きを異にした、落ち着いた雰囲気のちょっと懐かしい界隈の散歩がてら会場にお運び頂けたらと思っております。

初夏の陽気で残雪の山

                       小日向山より真っ白な三峰山
                       小日向山より真っ白な三峰山

三月は残雪の山歩きには最適の季節です。が、この日はサンサンと降り注ぐ太陽で全国的なバカ陽気、長野も春を通り越し初夏の暑さでした。

グズグズにシャーベット状になった雪もツボ足だと太腿まで潜る積雪量で、スノーシューには一足ごとに重い雪がまとわりつき、甘く見ていた小日向山で大変な‘アルバイト’を強いられました。

しかし、大汗をかいて登りついた山頂は広大で見晴らしも抜群。後で分かったことには当日の長野県の湿度は8%だったとか。どおりで北アから新潟の妙高までスッキリと見通せた訳です。風も南からのもので寒さ知らず。しばし山頂にてお弁当タイムとスケッチでゆっくりと春の雪山気分に浸りました。

下山は登路に使った林道はパスして、直接出発点に戻る尾根を一気に急降下。登り120分、下り40分のショートカットでこれこそ雪山ならではの醍醐味を存分に楽しみました。

ZENKO NO TE

古くからの友人に松本全廣(まつもと・まさひろ)という作家がいます。2008年年末に急逝してしまいました。私たちは親しく彼を‘ぜんこう’さん、と呼んでいました。平面の作品のみならず、篆刻、陶芸、書などなど、あらゆる作品を生み出しています。ちなみに私の山の絵を額装する時に押印している落款の多くは彼が彫ってくれたものです。

 

全廣さんの妻の冬美さんも、ものづくりの素晴らしい作家です。

冬美さんによって、全廣さんの作品たちが静かに息づくように今の時をそっと見つめ生きています。

その作品の一部は冬美さんとデザイナーの「二月空」さん達に編まれた『ZENKO NO TE』(作品帖)の1と2に見ることができます。

 

今回は数年の時を経、その『ZENKO NO TE』に掲載された作品の展示が神保町のギャラリー「福果」で開かれました。遠くを見つめている全廣さんの手から生み出された人形たち、私が度々彼らのアトリエを訪ねた時に佇んでいたのと変わらずに、今回も静かに遠くを見つめていました。多くの方に、この松本全廣という作家のことを知って欲しいと思っています。

『松本全廣 作品帖』のご紹介

http://zenkoh.sakura.ne.jp/zenkohnote/ZENKOH_NO_TE.html

筑波山のハッチャン

        飼い主のお父さんと「下界」を見おろすハッチャン
        飼い主のお父さんと「下界」を見おろすハッチャン

先日、大学時代の友人に会いに茨城県の結城まで出かけてきました。20年ぶりの再会です。しかし、学生時代の友人とは不思議なもので特別な挨拶などなしに「やあ!」位の一言で数十年が埋め合わされます。

地図を調べれば筑波山が割りと近いし「梅まつり」をやっていることだしと足を伸ばしましたが、ついでにロープウェイで山頂まで。そうしたら双耳峰の女体山の三角点にかわいいワンコが登場です。


飼い主のお父さんとその友達のオジサンと連日のように登山している常連の様子。みんなの人気者で、すかさずイヌ好きの私たちもこの「ハッチャン」と記念撮影をさせてもらいました。悠然とした様子のハッチャンはなんと15才とか…、とても元気です。

来週から病気治療で入院する友人ですが、このハッチャンにあやかって?きっと元気になるだろうと祈念しつつ、大展望を楽しみました。

北斗星

これは上野駅到着時の上り「北斗星」の先頭車両EF510の星マークです。

あと10日ちょっとに迫ったダイヤ改正で、このブルートレインの寝台特急の定期運行も終わりとなります。

「あけぼの」に続き又一つ、列車の旅が失われます。

特に鉄道に詳しい訳ではありませんが、昔から列車に乗るのは好きでした。今はなき千葉の国鉄木原線や三保の松原の清水港線などを何故か乗り歩いていました。のどかな車内では宴会を始める「老人クラブ」の乗客や車掌と話し込む地元のおばさんなどのスケッチをしてのんびりと一日の鉄道旅を楽しんでいました。

 

ブルートレインは昭和生まれの人間なら誰しも、何とも言えぬ郷愁を抱くと思いますが、老朽化は如何ともし難いようです。そして世の中は「新幹線」が走り巡りどこでも数時間で到着する時代になりつつあります。高速化・利便化で人の流れもそれなりに変わるでしょう。

 

が、地域の活性化の為に何が一番有効かと言えば「鉄道を各駅に停めること」と鉄道関係の方(名前失念)の言がありました。人は新幹線が来れば地元が活性化すると喜びますが、それは点と点の話で、すべてが帰着する東京集中にますます拍車がかかるだけではないか…というのです。線をつなぎ、人の暮らす「面」をつないで行くものは、私たちが排除していっている‘ローカルな’各駅停車の路線なのかもしれません。