国会・12万人

さっそく30日夕方のニュースでも報道されているようですが、今日国会包囲行動がありました。主催者発表で12万人。曇天の空からはパラパラと雨が落ちる生憎の天候でしたが、この夏の炎天下・酷暑での行動よりは寧ろ楽でよかったと感じました。

また地下鉄の駅を下りる前から今までとは様相・雰囲気が違っていて、それは国会前に近づかずとも人々の熱気というか意思というか、物凄いパワーがすでに周辺に渦巻いていました。

 

幟を立てた団体も勿論多く参加していました。が、やはりいつも同様、多くの個人の参加者のなんと多かったことか。自分の意思で、思いで、これほどの人々が個々に集まってくるというのは、一体どういうことなのか…。今ほど政治に、国会に人々が注目し、平和憲法を守ろうと意識していることはないでしょう。皮肉なことに、安倍政治がそうした機会を国民に与えたのです。人々は独裁的な政治の暴走を許すまじと憤り、声をあげ、抗議し、必ず安保法案を廃案にするという強い思いで結集していました。

 

群衆の只中にいて分からなかったのですが、ヘリ取材の航空写真では国会前が人で埋め尽くされているのが写っていて驚きました。実は上空からは公園の緑にしか見えない、その木の下にも多くの人たちが居ました。雨模様だったので、障害のある人や車いすの人たちはその木陰に陣取っていましたし、年配者やおばさんグループもシートを敷いて座り込んでいました。とにかく、隙間なく人が居たのです。普通の人々が国会前を埋め尽くし、また全国各地で一斉に行動を起こしていました。

こうした「声」に政治家がもし耳を貸さないとしたら、それはどういうことか?=独裁以外の何ものでもありません。


そしてこの抗議行動は、もちろんこれからも続きます。

(ちなみに一足先に帰った人から翌日聞いた話では、最寄り駅各所から国会近くにさえ近づけなかった人波がずっと続き溢れ返っていたとのことでした。)

 

将棊頭山と西駒山荘

そろそろ山も秋の風情、雲間の青空に期待しながら中央アルプスに出掛けました。現在は千畳敷へロープウェイを使って入山するのが専らとなっていますが、今回はそれまでメインルートとして使われていた桂小場からの登山道を辿って将棊頭山(しょうぎかしらやま)に登り西駒山荘まで行きました。

 

この小屋は昨年8月1日にリニューアルオープンしたばかりで、堅牢な造りでありながら中は木のぬくもりいっぱいの、とても心地いい小屋です。

隣接する石室小屋は、大正2(1913)年8月27日の中箕輪尋常高等小学校修学旅行登山隊(37名)の内、赤羽校長以下11名が予期しない暴風雨で(低体温症に陥り)遭難死したことが起因となって建造されたもので、今もしっかりした石組みがそのままに現役です。これは当時「『古来から駒ケ岳と関係浅からざる山麓に住する』地元内の萱・天狗両区の人々が任務と断じ、強い志気を以って」建設費も労力も自ら募り建立したのでした。

 

たまにはロープウェイを使わずにちょっと距離はありますが、足に優しく上手く作られている昔日の登山道を辿り中央アルプスを楽しんではいかがでしょうか? 歴史ある西駒山荘は現在の‘穴場山小屋’であります。 

夜の横浜・車道を歩く

8月15日敗戦の日、夕方横浜の赤レンガ倉庫近くのパークより伊勢佐木町モール入口まで「yokohamaアクション」安保法制反対のデモがありました。夕刻には涼しい海風も吹き、何百人という人たちがそれぞれ鳴り物・光り物などの‘備品’持参で参加。横浜の官庁街中心を警察官の誘導のなか、車道の一車線をこの隊列が歩いて行く様子は非日常的光景でした。また数々の団体参加の中、私のような個人参加も多く見受けられました。

 来る8月30日㈰14時からは総がかり行動実行委員会による『国会包囲10万人 全国100万人大行動』があります。

 たとえその場所に行けなくても、自分にできることをする色んな方法もあります。ご参考までに下記URLをどうぞ。

「安保法制を廃案にするためにできること」

雨のお盆休み

 このお盆休みは昔の山仲間と福島の山へ、ということで吾妻小舎に連泊し東吾妻山や安達太良山の予定でした。が、移動日で到着した初日以外はしっかりとした雨で、残念ながら山は初日に散歩がてら歩いた写真の吾妻小富士のみ。少々不完全燃焼気味でしたが、中日には普段、山行優先で行きそびれていた二本松市内の観光を満喫しました。

 右は高村智恵子(長沼智恵子)の生家です。立派な構えの往時繁盛していた酒蔵の長女として生まれた智恵子。初めてその生い立ちの地を訪ね、絵葉書でしか知らなかった晩年の美しい切り絵の作品もゆっくり鑑賞できました。

 その後は何年か越しで機会を逸していた二本松駅前にある「大山忠作美術館」も訪ねることができました。日展に連続出品していた大山画伯の大作が広い空間に贅沢に展示されていました。福島の、二本松の文化度の高さを感じる事ができた雨の一日でした。

そしてその後に訪ねたのは二本松を代表する醸造元「奥の松酒造」の工場・本社です。工場見学もお願いしましたが、生憎お盆時でラインは停止。しかし、試飲コーナーで色々と味見をさせてもらい、本場地元ということで当日は上等な純米大吟醸を一本お土産に求めました。普段は常温でしか呑みませんが、これは少し冷やして戴こうと思っています。楽しみです。

夏山シーズン

 北岳肩の小屋の朝です。雲海に富士山が浮かび、日の出と共に辺りが明るくなってきています。冷んやりとした大気に包まれ早朝の活気ある時間が稼働し始めようとしています。

 何年ぶりかの北岳。ここは初心者の頃、一人で初めて縦走した所でもあり、懐かしい思い出の場所と同時に自分の山登りの出発点でもあります。今回は小屋の常連の方との同行登山だったため、肩の小屋に連泊しました。そのおかげで久しぶりの北岳で南アの名峰を何枚も描くことができ、大変幸せな夏山スタートとなりました。あまりに夢中になりすぎ、中日は夕方小屋に戻った時には頭も身体もボーっとしたままでネジが切れた状態になっていました。