大日岩へ

十月も雨が多く、台風が21、22号と二週連続で来ました。その合間をぬって、ちょうど日野春アルプ美術館から残っている作品の搬出作業があったので、ロッジ山旅の木曜山行に参加してきました。これがピンポインでの快晴に当たり、幸運なことにこの秋では一番の山日和だったのです。

写真は奥秩父の奇峰・瑞牆山(みずがきやま)です。花崗岩が林立する不思議な山で、一体どうやって登れるのか?と思いますが、不思議と上手く登山道がついていていつの間にか山頂に行ける山です。深田久弥の日本百名山でもあり、大人気。当日も瑞牆山荘前の駐車場は満杯に近かったですが、この展望台から先の分岐を瑞牆山ではなく大日岩方面に行く人は私たちのパーティーのみ、そして金峰山(きんぷさん)ではなく途中にある大日岩を目的とする人もまずないでしょう。ここでも例の法則?百名山に挟まれた所は穴場:ほぼ終日貸切状態で歩けたのでした。

続きを読む

山形への旅・胎蔵山

さて山形の旅のつづき。登山経験のないSさんですが、メールのやり取りで今回はどうしてもこの胎蔵山に登りたいと。全く未知なる山、調べてみると標高も729mでそんなに厳しく危険な箇所もなさそうです。私の靴、ウェア、デイパックなどを貸して‘にわかハイカー’の出で立ちとなり、高曇りの当日、胎蔵山登山口を目指しました。(写真は休憩した山頂脇の「赤剥」あかはげ)

 

アプローチ段階から助かったのは地元でも大切にされている山らしく、県道からはずれた地区内の細い道に入ったところで『胎蔵山への道』という立派な看板を見つけたことです。これら標識は山頂付近まで所々に現れ、下草もきれいに刈られた登山道を迷うことなく歩くことができました。山を管理されている地元の方たちに感謝しながらの一日でしたが、歩きはじめてすぐにちょっとしたハプニングが!

続きを読む

山形への旅・男加無山&女加無山

一ヶ月の個展が終わり、その後のもろもろの仕事も何とか短期間で一段落させました。というのも先回登場した来日の在米友人Sさんのたっての要望で山形への旅を計画していたからです。個展準備の最中、彼女の目的や希望をメールで拾いながら地図と首っ引きで行く先や行程を思案し計画、自分の旅計画とは違った苦労がありました。しかしそのおかげで思ってもみなかった山や人との出逢いがあり、一味もふた味も違う旅をすることになりました。

 

写真の山は左が女加無山(めかぶやま)、奥の平らなのが男加無山(おかぶやま)です。秋田と山形の県境を成す丁岳(ひのとだけ)山地の一角に位置しています。今回、Sさんが研究している事柄(文献)にまつわる地域ということで、私も初めて知った山域でした。

 

おいそれと登れる山でもなく、そもそもSさんは登山をしません。この山容を眺めたいという強い希望でしたので、事前に地元を管轄する真室川町役場の道路管理(現場を知っている部署)に電話をして調べました。聞き出したのが、八敷代(はっしきだい)という部落にある橋からの眺めがいいとのこと。地図を頼りに八敷代という地区には辿りついたのですが、はてさて…その橋とは??

続きを読む

2018年ミニカレンダー

来年のカレンダー、もうそんな時期です…。

この欄外にもカレンダー画像を貼り付けてお知らせをしています。個展会場での販売に間に合うよう、例年よりひと月以上早めに作ったのですが、ようやくHPでもご注文の受付ができるようにようになりました。

 

1個からの発送も承っています。どうぞ「グッズ・コーナー」で中身もご覧になってください。四季折々に合わせた山々・自然が2018年を彩ります。(表紙は北海道根室半島、厳冬期、凍結するオホーツク海に面する春国岱・しゅんくにたい・です)

 

18年目に入ったカレンダー制作ですが、初期からフロッピーサイズは変更していません。小さな山の絵ですが、仕事机やパソコンの脇、ドレッサーやトイレの小棚など、邪魔にならないサイズです。

ご自分用、また年末の贈り物にも最適! ご注文、お待ちしています。

(左の写真をクリックすると、詳細な画面になります)

 

 

「山の絵」@アルプ 最終週

始まった当初は夏のような暑さも、終わる頃には秋の涼風だろうと思っていました。が、今年は10月初旬すぎても「夏日」の所が続出、どうなっているのでしょう。

 

最終週もたくさんの方がいらしてくださいました。だんだんと終わりに近づくと、この展示されている状態を見ていられるのもあと数日か…と感慨深い気持ちになります。個展はいらして下さる方々をお迎えする場所でもありますが、また作者自身にとって一番の“学ぶ場”でもあります。ズラリと自作を並べて客観的に見ることのできる場は、個展以外にないからです。

続きを読む

「山の絵」@アルプ その4

この週末は快晴の秋らしい陽気となりました。アルプに詰めていてこのような青空とくっきりと見通せる山々の姿は初めてです。思わずアルプに向かう途中、早めに日野春に到着だったので、甲斐駒ケ岳の展望地で一枚スケッチをしてから美術館入りしました。

 

当日いらっしゃる皆さん、口々に「来る時の車窓からの山がきれいだった」「高速では見事な眺めだった」と満足気な表情でしたが、こんな日に山に登れたらどんなにいいでしょう。私は館内缶詰で指を加えて山を眺める心境です。

 

この週は「西山を守る会」の皆さんがマイクロバスを仕立ててのアルプ訪問や、日本山岳会・緑爽会の例会でロッジ山旅泊でのご来館、また学生時代の仲間も訪ねてきてくれたり…などなど、大勢のお客様で賑わい大変盛り上がりました。

 

続きを読む