4月8日開始を控え「個展の準備で忙しいでしょう」と言われますが四六時中ずっとやっている訳ではなく、この一ヶ月のなかで大方出品作品の額装も整い、あとは細かな作業が残っているだけです。会期前日には大小合わせて100点越えの作品の自車への積み込み・運搬、そして搬入・飾付けがあり、いよいよ始まりとなりますが、その前に山歩きをして“英気を養いに”行きました。
行先は長年行きたいと思っていて空白になっていた、山梨県秋山村のはずれ、無生野(むしょうの)の雛鶴峠から登ったところにある日向舟という山です。こうした静かで地味めな山が昔から好きだったのです。写真はこの日、一番見晴のよかった日向舟手前の当たりから、霞んで見えませんが滝子山方向を見ています。左下の白い施設はリニア実験線。
以前、友人からもらった上野の国立科学博物館の招待券の期限が今月末だったことを思い出し、企画展の「天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち」を見に出かけました。
久しぶりの上野、春休みの好天で子供連れや外国人観光客も含め大変な混雑。館内のあまりの人混みにどうしたものかと思いつつ取り敢えず企画展の場所まで行けば、そこだけは人の出入りはそこそこあるものの、地味めな?展示内容のせいか、じっくり静かに見ることができました。