北海道の沼巡り・湿原の花

少し間が空きましたが、北海道の山旅の最終回です。行程を前倒しにし、最後は登山ではなく沼巡りのコースを見つけて散策にしました。が、これが思いのほか良くて、高山植物を堪能したあとに湿原の花にまで出会えて、どうにか持ったお天気のなかで北海道の自然をそれなりに満喫できました。

 

歩き始めは「大雪ヒグマ情報センター」という建物内から沼巡りコースに入るようになっています。ここはそれこそ冗談ではなくヒグマの出没多発地帯で、係の方が見回りに出て、痕跡が顕著な時には入山禁止にするくらいです。当日も、写真に写っている向こうの山の雪渓上に数日間続けてヒグマが観察されているとの事で途中で通行止めもあり、雨や雪解け水でコース水没箇所もあることから、この「緑沼」ピストンを楽しみました。入山、下山時にはセンターの名簿に氏名と時刻を記載し、安全を確認します。

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ヒオウギお花見会 28日に向けて

神奈川県・厚木の荻野地区にて活動している「西山を守る会」のメイン・イベント?『ヒオウギお花見会』が間もなく始まります。(詳細はこちらを御覧ください)

 

先日の土曜は会場の沓掛館山にてテント設営や28日のバザーの支度など、会員10人が集合して準備をしました。事務局の荻田さんはずいぶん前より除草やヒオウギ田圃の整備などで連日汗を流しています。

 

そのおかげもあって、ヒオウギも長梅雨に負けず少しずつ花を開き始めています。ちょうと梅雨明けになる今度の日曜には一番の見頃を迎えるでしょう。

 

会場の沓掛館山は緑に包まれていて風も爽やかです。どうぞ普段あまり見る機会のない、美しいヒオウギのお花見にいらしてください。一日花のヒオウギは朝咲きだして午後にはしぼみますので、9〜13時開場。28日(日)当日はバザーも開催し、ご来場先着100名様にはヒオウギの種=烏羽玉に模した京都の和菓子と冷たいお抹茶をふるまいます。お待ちしております!(写真は先日、準備で行ったときに写した会場の様子です。)

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北海道の山旅 大雪山・黒岳

アポイ岳登山の翌日は休養を兼ねて移動日の予定でしたが、天気予報を見ると行程“前半勝負”の様子。そこで前倒しし、一気にアポイ岳下山後に長距離移動した道央の糠平温泉から、翌朝再び一気に層雲峡に入り黒岳登山(と言ってもロープウェイとリフト利用ですが)をすることにしました。

これがまあ予想的中でガスが巻くなかとしても、どうにか山の姿も垣間見れる山行となり大雪山系の雄大さを黒岳山頂にて感じることができました。ただ、すっきりと晴れることはなく、上の写真のようにモアモアと湧いては覆うガスにてスケッチが思うように出来ず不完全燃焼気味。石室方面へのピストンは諦め、それでも何とか根性で?神眼で?真っ白になる前にどうにか四枚横続きの着彩のラフ・スケッチを描きました。

 

しかし予想以上に花が溢れていたのには大感激! 眺望が今ひとつでありましたが、その分美しい花々に、それでなくても遅い足が止まりがちでありました。下記のフォト・ギャラリーにて花々を御覧ください。

 

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北海道の山旅・アポイ岳

念願だった北海道の夏山山行に行ってきました。

まずは花の百名山でもあるアポイ岳。標高は810メートルほどの低山ですが、襟裳岬近くの海岸べりに位置するこの山は「かんらん岩※」という特殊な地層で成り立っており、海近くの霧深い気候と岩石の特殊性で、高山帯と同じような植生が発達している不思議な山なのです。

この写真は山麓の樹林帯や急登をこなした後に出る見晴らしの良い「馬の背」と云う場所で、ここで正面にアポイ岳山頂を見ることができます。まだ標高600mそこそこの場所なのに、ハイマツがすでに繁茂しています。考えてみれば、いつも歩いている神奈川県の西山・華厳山山頂と同じ位の標高です。驚くばかり!

 

※かんらん岩とは地下深くのマントルがそのまま固まったもので、アポイ岳のものはとても“新鮮”だそうです。マントルが上がってくる過程で水と反応すると「蛇紋岩」になるとのことで、どちらにしても両者とも美しい高山植物を育てる条件をもっていて「花の百名山」はこの地質が多いようですね。(ex.至仏山、早池峰山など)

※アポイ岳はジオパークに指定されています。詳細は様似町の「アポイ岳ジオパーク」を御覧ください。

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松本全廣&冬美 玩古堂展

芸術関係の友人、松本全廣さんと冬美さんの展示会が久しぶりに東京・東中野のギャラリーKosumiでありました。

玩古堂というはんこ(篆刻や住所印、今では冬美さんが陶印というものを制作しています)の展示と一緒に、懐かしい全廣さんの作品が並びました。全廣さんは2008年暮れにまだ六十に手が届かない若さで急逝してしまいました。今では妻の冬美さんがその「玩古堂」を継ぎつつ、ご自分の作品を幅広く深度ふかく、制作し続けています。訪問した当日の画廊内のスナップを、ご堪能ください。

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西天狗岳の花

7月に入りました。今日は「半夏生」 関東地方もうっとうしい梅雨らしい天候ですが、九州地方は大変な豪雨となっています。

 

さて、先日行った西天狗岳の植物の写真を載せたいと思います。

 

まずはこのイワカガミで、当日は前記したように「イワカガミ・ロード」と言っても過言でないほど咲き乱れていました。遠目から「あの一帯ピンクになっているのは何?」と思うほどでした。

 

その他にも、端境期になりかけているとは言え様々な花をみかけましたし、南と北八ヶ岳のちょうど分岐点に位置する西天狗岳にも北八ツ特有の苔・地衣類が豊かでした。梅雨時の湿度の高い今頃は一年でも最もその美しさ・艶やかさが際立っているのではないでしょうか。下記の写真にて御覧ください。(クリックすると大きく見れます)

 

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