過ぎゆく秋

 

10月に伯耆大山に登る予定を立てました。が、出発の直前に中国地方(鳥取県を中心に震度6強)の地震発生で登山を断念せざるを得ませんでした。しかしすでに「サンライズ瀬戸」の寝台券を取得してしまっていたし(‘乗り鉄もどき’です)、滅多に行くことがないであろう中国地方の紅葉を楽しみに出かけることにしました。

 

足を運んだのは岡山県北部の県立森林公園。鏡野町というところでこの地名に記憶があったのは「山田養蜂」(はちみつ関連製品で手広くやっているメーカー)の‘本拠地’だったからです。なるほど、こんな所だったのか…と周辺の自然豊かな環境に納得です。

 

この森林公園は面積が300㌶ほどで、北側は鳥取県との県境を成す峠や山の稜線に繋がっているそうです。駐車場や管理センターも完備されていて、園内全域には21kmに及ぶ遊歩道が整備されて安心して歩くことができます。

 

 

数時間ですが歩いて感じたのは「ほどよい整備の心地よさ」でした。広大な公園内の手入れはかなり大変と思いますが、しゃれたログハウスあり、小川(沢)あり、湿地あり、落葉樹の森あり…、そして奥に登っていけばきっと北側の景観も眺望でき、山岳気分も味わえるはずです。

 

神奈川県の西丹沢などはかなり昔から狭い谷に複数、民間の営利キャンプ場の闇雲な開発利用が散見されおよそ落ち着いた雰囲気もなくなっています。他県のこうした維持管理を体感すると、自治体の文化度というか施政哲学的な差を感じざるを得ません。