西山のモミの木地蔵

今年最後の丹沢前衛、西山山行に参加しました。と言っても今回は月例山行ではなく、西山三山の一つ、経ヶ岳からの登山道整備が目的です。登りは高いところを目指せば問題ないのですが、下山時に尾根を外して迷ったり、また最後の出口で鹿柵に阻まれ「脱出」できなくなったり、そうした事を防ぐ為の作業です。

晴れ渡った空の下、汗をかくほどの陽気でしたが、おかげで寒さ知らずで作業もはかどりました。いずれヤブとなりそうな尾根筋のシロダモの幼樹を刈ったり、上から見て左右どちらか迷いそうな地点に、事務局の荻田さんが作成してきた「道標」を付けたり、沢山の作業で予定時間を大幅に上回りました。

 

昼食は経ヶ岳山頂の予定でしたが、一段落した後、山頂よりずっと下(手前)の日当たりのいい平らでお昼としました。そして昼休憩もそこそこに山頂への急登をこなし、経ヶ岳から華厳山に向かう稜線途中の『モミの木地蔵』に向かいました。この箇所はかなりの急降下ですが、心ある方が各所にロープを設置してくださって登降しやすくなっています。

その中間点には立派なモミの木があり、しかも足元にちょっとした窪みがあります。「西山を守る会」ではここにお地蔵様でもあったらどんなにいいだろう…と思っていましたが、数年前、会の有志で石仏を造られる方がこんなかわいいお地蔵様を寄贈してくださったのです。名付けて『モミの木地蔵』。そして今回、会員のWさんがお地蔵様に帽子とよだれかけを作って来てくれたものを着せてあげたのです。Wさんはお地蔵様の大きさを“記憶”で製作して来ましたが、意外と頭周りも首周りも大きく、実は後ろは安全ピンで紐を留め目一杯。でも、この帽子とよだれかけで何となく暖かそうになった『モミの木地蔵』です。次の冬までには胸の前で合わせた可愛らしい手が出るようなデザインを!とWさんは新たな編み物製作プランを語っていました。楽しみです♥