飯豊連峰を訪ねる2

入山二日目、いよいよ本格的な縦走に入ります。天気は申し分なく、一気に夏山気分です。

しかし初っ端から急坂を下ったかと思えば梯子と鎖で岩場を急登、続いていはザレ場のトラバースあり雪渓ありと変化に富んだ登山道です。

また今回の山行では縦走中、ほぼ途切れることなく高山植物が咲き乱れ、苦しい登りも随分と励まされました。雪が多かったとのことで、たっぷりの雪渓や雪田が残り、溶け始めたばかりの箇所には早春の花や湿原の花も、雪解けが早かった場所では夏の花と一緒にすでに初秋の花も咲いていて、幅広い季節の花々を楽しめたのは幸運でした。いろいろな山を登ってきましたが、こんなに花に溢れた山行はもしかして初めてだったような気がします。

二日目は御西小屋までの予定ですが、途中で菊判和紙を拡げての制作や花のスケッチもあったりで到着は16時を回ったいい時刻。三国小屋から来たと言ったら、小屋の管理人さんから「えー!どこをどうやって歩いて来たのよぉ」と呆れ返られました。歩きの遅さに加え停滞時間の長さもあり、多めに見ていた行程がちょうどでした。

 

*上の写真はこれから向かう飯豊本山の方です。正式な山頂はもう一つ向こう側に隠れていますが、見えるあの急登がこの日、一番のこらえどころでした。花などは下記に写真でご紹介していきます。