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ミツバツツジの山

ロッジ山旅の「木曜山行」に久し振りに参加し、ミツバツツジが美しく咲く山を歩いてきました。その名は乾沢の頭、またの名を雨竜山。

 

北杜市高根で集合し『ロッジ山旅号』に乗り換え、車は須玉方面に戻り津金の山懐に入ります。今までにも何度か通ったことのある道のようですが奥まっていくにつれ、もうわかりません。登山口となる場所に車を停め、今日の山の地形図をもらいます。・・・地形図は読めてどの稜線を歩いているかが分かっても、その山自体がどこの山なのかが今ひとつよくわかりません。

ともかく、先達ガイドの山旅オーナーの後に従い登降を行けば間違い無し、時にはミツバツツジの‘藪漕ぎ’という贅沢な箇所もあり、モノトーンの世界にひときわ目立つ鮮やかな赤紫の花に魅了される山でした。

 

下山後は津金にある『おいしい学校』まで車で移動。例年よりすべての花が10日から二週間早いために、すでに満開迎え散り急ぐ染井吉野を愛でてからの解散となりました。

 

明治時代の校舎も残る施設には見事な桜の木もあり、校庭には花びらが広く一面に散らばっていて、最盛期の花見とは違う風情で物悲しさが淡く拡がっているようでした。