風の会 水彩画グループ展

5月の中旬、いつも個展でお世話になっている山梨県北杜市の「日野春アルプ美術館」に行きました。水彩画グループの三年に一度のグループ展「風の会」が開催されていたからです。

 

この「風の会」は松田一也さんという北杜市長坂町界隈から南アルプスや八ヶ岳を含んだ風景画をお描きになる方を先生に、地元の有志の方たちが月に一回第三水曜日に水彩の風景画を学んでいるものです。その“生徒さん”にはこの日野春アルプ美術館の館長でもある鈴木さんも所属してらっしゃるので、展示会場付きの恵まれた活動が可能な絵画グループでもあるわけです。

 

会場に入るとすぐに出品者の皆さんの紹介がコメント付きの自画像になっていました。これはなかなか面白い、絵の会ならではのプロフィール、紹介方式です。先生の自画像はたまたま20代当時のものが出てきたと、before→afterのように昔と今の二枚が貼ってあります。これも目を引く紹介です。

 

先生の松田さんの作品はいつもながら臨場感あふれる筆致で色彩も日本の風土を情感あふれる中間色にて表現、見ていて心和むものが並んでいます。

 

この「風の会」もすでに四回目の展示会です。三年に一度なので実質、お教室は12年以上のキャリアと言うことになります。以前からずっと見てきたのでわかるのですが、“生徒さん”皆さんの作品がここに来て俄然、良くなっているのが分かりました。ちょっとエラソーな言い方で恐縮なのですが、絵画としてグッと良くなっているのです。色彩の美しい先生に長年ついて勉強されている成果なのでしょうか…、作品の色合いが鮮やかさやシックなものなど個人の特徴の中にも、センスのよさ・自然の美しさが素直に表現されているのを感じたのでした。良質なグループ展と思いました。それになかなかこんな良い環境で作品を展示できるグループはないでしょう。先生の松田さんの力量と同時に、館長の鈴木さんの存在はとても大きいと思いました。

※残念ながら会期はすでに明日27日にて終了です。(会場の様子は下記の写真にてご覧ください。)