東北海道の旅 その2

霧多布湿原に向かったその日はそれこそ霧が深くパラパラと雨もぱらつく天候で、とりあえず湿原の木道を花を見ながらブラブラしました。

 

この写真は湿原の一角、ちょうど宿泊した「ペンション・ポーチ」と隣接して建っている「NPO法人霧多布ナショナル・トラスト」のカフェです。

 

宿泊先のオーナー、瓜田さんは地元の漁師さんでしたが、ある事をきっかけに地元の自然の素晴らしさに目覚め、三十数年前にペンション経営に転換、以来湿原保全の活動に深く関わってきました。夜の食事後には、霧多布のスライドショーと共にその経緯や活動をユーモアを交え解説してくださる瓜田さん。

その宿に隣接して建っているナショナル・トラスト法人の出店?カフェでソフトクリームを食べたりしながらお土産を求めたり、午後にはこのベンチに陣取り半日スケッチもゆっくり出来ました。観光地でもある霧多布ですが、今回はとてもいい場所に投宿できたと思いました。

これは連泊したペンション・ポーチの二日目の早朝、宿の脇から伸びる木道の突端まで行き、川に接したところで撮影したものです。

 

ちょうど朝の5時過ぎ頃に、このタンチョウヅルの家族が餌を食べにくるとのこと。ツルを観察しながらしばらく早朝の二時間弱、その木道先端にてスケッチをしました。

前日までとは違い、空もだんだんと明るくなり、しかもありがたいことにそこそこ強い南西の風が吹いていたので蚊の襲撃を避けられました。

 

丹頂やオオワシも含め、多くの生物が命の営みを続けられるこうした環境の大切さは、結局私たちの暮らしの安定や豊かさにつながるものです。ただ美しいだけとか観光資源というだけでない、存在そのものが貴重であることを湿原のなかで過ごしながら感じました。

♦下記は二日間の霧多布湿原、霧多布岬(湯沸岬)、幌戸などの写真です。植物の名前が確定できなかったり、誤記があるかもしれません。