おめでたい山

2020年になりました。

関東のお天気もようやく冬晴れが続き、例年のような乾燥注意報が出始めました。年末までは数日おきに雨が降り、日によっては20℃近くまで気温が上がる妙な天候でした。

 

さて、新年最初にご紹介する山は手近な丹沢前衛ですが、名前がちょっとお目出度い「福神山・ふくがみやま」です。低山ハイキングではありますが一応バリエーションルート、山仲間のIさんの案内で歩きました。

(写真は木が途切れたところから見えた仏果山)

この山は東丹沢の温泉処「別所温泉」が登り口になります。ちょうどいつも登っている「西山を守る会」のフィールド、西山三山と仏果山へ連なる山並みを南西から見ることになり、通常眺めている北東側の国道412号からとは違って、砕石している箇所が“丸見え”なのです。砕石されている山は着実に低くなっているのがわかります。以前は見えなかった山の向こう側の景色が東京方面まで見えるようになっています。そのせいで、厚木の上荻野の方へは「大山颪・おろし」が直接吹き付けるようになり、山中には倒木が増大し、山麓の住居にはモロ風当たりが厳しくなっている訳です。

例年、納めの山には渋滞の心配無用のこうした地元の低山散策にしていますが、今回も縁起のいい福神山に行き、西山の採石場を眺め、また目を転じれば江ノ島が浮かぶ相模湾や房総方面を望み、年末には一年の登山の無事を感謝します。しかし今回は海の向こうの房総は今だ昨秋の台風や豪雨の爪痕が残っています。

 

新しい年の平穏を祈るのは当然ですが、しかしこの地球規模の温暖化による気象悪化の傾向は悪くなることはあっても良くなることはなさそうです。たとえ小さな事でも、一人ひとりが自覚を持って足元の生活から自分には何ができるかを考えなければならないと感じます。新しい年に向け、小さな事でもまずは行動が必要です。