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身近なことがら9 山菜

先日、福島県南会津・只見の和子さんより山菜をいただきました。春の山の香りがいっぱい!

左から こごみ、うるい、アスパラ(これは地元の知合いの生産)、山うど。

さっそく「こごみ」と「うるい」は茹でてマヨネーズ、酢味噌和えで。アスパラはそのまま焼いて醤油マヨ、山うどは皮まで全部使ってきんぴらにしました。

最初に和子さんに会ったのは、何年も前、丹沢ブナ党の仲間でバスを仕立てて只見を訪ねた時だったでしょうか…。以来毎年恒例2月の「只見の雪まつり」でも連絡してお目にかかりましたが、あとは手紙やはがきでのお付き合いでした。

 

 

一昨年の夏、無理をして右足の半月板を痛めて山に全く行けなくなってしまった時期、それでも山の絵を描きたくて、スケッチブックを背負って只見を訪ねました。その時、Wさんは自分の軽トラを出して観光ではない、ホンモノの只見の生活を一日案内してくれました。(只見線の旅2)

彼女は冬の間は会津に伝わる手仕事(シナノキの皮やアケビの蔓、ヒロロの草などでカゴを編む)の工房を持ち、何でも自分で作り生活しています。(只見線の旅3)

 

その和子さん曰く「いろんなもんが止まっても、な〜んも困んねぇ」と。その言葉が印象的で、今回のこの新型コロナでの影響下での生活、自粛で閉塞しがちな都会の暮らしを考えつつ、力強い彼女の言葉が思い返されるのでした。