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個展飾り付け

いよいよ個展も始まり、おかげさまでこのコロナ禍のなかでも、多くのお客さまにいらしていただき心からの感謝です。

 

今日は飾り付けの様子を載せます。

今までほとんどこうした場面は掲載しませんでしたが、今回はちょっと意識して撮影しました。(大抵は私も現場でそれどころではないのですが、今回は忘れずに少し写真を撮りました。)

 

搬入の日はここ毎回、「同業者」の日本画出身の友人Fさんに来てもらい、一緒に展示を考えてもらいます。おおよその“構想”は考えてきますが、どれをどうするか、そうした様々な配置や按配をを相談しながら出来るのとそうでないのでは雲泥の差です。お陰様で今回も無事に納まるべき所に作品がおさまりました。<写真は画廊の方が壁にかける作業をしてくれているところ>

車に積み込んで来た作品を、まずはがらんどうの画廊内に運び込みます。この段階では、まさに作業場といった感じの殺風景な様相。

 

一応、メインになる作品や一階、二階にどうするか等のおおまかな構成は考えてあります。が、もろもろ今回は65点ほどの作品のどれをどうするかは、その場で考えます。大きいものは襖くらい、小さいものは手のひらに乗るくらい。それらを、事前に考えていた階に振り分けつつ、ある程度の思惑でそれぞれを壁の前に置いていきます。

 

そこからは実際に絵を壁前に並べて、隣り合う具合、調子、反響の具合などなどを考慮しながら、あーでもない、こーでもないと移動を繰り返します。その時に一人ではなく、経験知のある人と相談できると、解決度が格段にアップします。それは何が正解、とか言えない世界ですが、決まると「もうそれ以外にはない」という落ち着いた状態になるのです。長年やり続けている作業ですが、いつも不思議に思います。