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夏の尾瀬3

写真は長沢新道のしんどい登りの末に出会った夢のような池塘
写真は長沢新道のしんどい登りの末に出会った夢のような池塘

 いよいよ尾瀬もクライマックスです。普通は下山となるところですが、尾瀬は峠から下った場所に湿原が拡がっているので、帰りが“登山”になります。今回は鳩待峠を起点に山ノ鼻へ下り、帰りは尾瀬ヶ原の中央部の竜宮から長沢新道を登りアヤメ平を回って鳩待峠に戻るコースでした。

 

帰路のこのコースでは、甘く見ていた登りが森林帯の無風で、猛烈な暑さ。まだかまだかと急登をこらえてやっと緩やかになったと思ったら、延々と続くゆるゆる登りの木道。ほぼ嫌気がさして来たとき、突然と視界の脇に見えたのが、この写真の池塘でした。それまでの視界なしの木道地帯から突然登場の別天地だったので、心底驚きました。しかしこのコースでのこんなサプライズはまだ序の口でした・・・。

 

植生の回復作業が施されて、だんだんと復元されている様子
植生の回復作業が施されて、だんだんと復元されている様子

 アヤメ平はかつて昭和30年代の尾瀬ブームで踏み荒らされた結果、土も剥き出しに荒れ果てた状態になってしまいました。私がかつて訪ねた頃の記憶でも、湿原の復元作業が施されている最中でしたが、種付けをした網が張り巡らされた状態で、まだまだ荒涼とした印象でした。今回はそのアヤメ平を再訪し、どんな風になったかを実際に見てみたい、それが一つの目的でした。

 

また、当時の人気コースであったアヤメ平経由の先にある富士見小屋(泊まったこともあり懐かしさがあるが、2015年に廃業したとのこと)がその後どうなったのか?も気になるところでした。