将棊頭山と西駒山荘

そろそろ山も秋の風情、雲間の青空に期待しながら中央アルプスに出掛けました。現在は千畳敷へロープウェイを使って入山するのが専らとなっていますが、今回はそれまでメインルートとして使われていた桂小場からの登山道を辿って将棊頭山(しょうぎかしらやま)に登り西駒山荘まで行きました。

 

この小屋は昨年8月1日にリニューアルオープンしたばかりで、堅牢な造りでありながら中は木のぬくもりいっぱいの、とても心地いい小屋です。

隣接する石室小屋は、大正2(1913)年8月27日の中箕輪尋常高等小学校修学旅行登山隊(37名)の内、赤羽校長以下11名が予期しない暴風雨で(低体温症に陥り)遭難死したことが起因となって建造されたもので、今もしっかりした石組みがそのままに現役です。これは当時「『古来から駒ケ岳と関係浅からざる山麓に住する』地元内の萱・天狗両区の人々が任務と断じ、強い志気を以って」建設費も労力も自ら募り建立したのでした。

 

たまにはロープウェイを使わずにちょっと距離はありますが、足に優しく上手く作られている昔日の登山道を辿り中央アルプスを楽しんではいかがでしょうか? 歴史ある西駒山荘は現在の‘穴場山小屋’であります。