霧の「池のくるみ」そして・・・

思いがけずに涼しい長月後半で助かりましたが、 いよいよ梅雨明け。けれど、数日前に訪ねた八ヶ岳界隈では沢山の雲が沸き立ち、まだすっきりとした夏の青空とはいきませんでした。

 

そんな一日でしたが、「ロッジ山旅」の山行、前期の納会に掛けてでかけました。初日はオーナー長沢さんの案内で霧ヶ峰の「池のくるみ」に通ずる静かなコースを歩きました。ずっと霧に包まれていましたが、樹林の中をあるくコースゆえ問題なく、着いた「池のくるみ」ではシシウドを前景に幻想的な緑のウネリが拡がっていました。

 

そして翌日。雨の心配はないものの、やはり八ヶ岳も南アルプスも雲に包まれ、山のスケッチは難しいようです。そこで昨日も一緒に歩いた絵描きのSさんに、山麓界隈でのスケッチ場所を案内して頂くことにしました。

 

牧場内の散策路をお喋りしながら歩き、途中で「この色合いはきれいですね〜」とか「晴れていれば権現が見えて素敵な構図なのよ」などと話しつつ描く場所探しをしました。

 

 

年の差は多少ある先輩のSさんですが、二人とも自然が好きで現場での仕事を大切にしている「主義」、絵の話も気が合い、汗をかきかきの散策も好ましい時間です。しばらく行くと視界が開けたところにお誂え向きの岩が一つ二つ。「あそこがいいんじゃない!?」と牧場内にちょっとお邪魔して、しばらく背中合わせで好き勝手にスケッチタイム。互いにそれぞれ没頭し、大きな画帳に向かう時間がしばし流れました。普段はまず一人ですが、こうして「同好の士?」と過ごし、お互いの絵を見て語り合えるのはなんとも貴重でありがたい時間です。

 

霧や雲の天候でしたが、そのおかげでSさんとの絵を介した時間を持てましたし、天気を気にかけながらも八ヶ岳山麓に向かったのはよかったと思いました。

(下の写真は散策中に見た花々です。)