北海道・道央から道南への旅 その2

北海道に入って後半。あまり天気に恵まれなかった美瑛から旭川に戻り、そこから北海道を南下する鉄旅開始です。

 

写真は4日目の朝、倶知安から乗車した普通の先頭車両から撮ったものですが、ちょうど空が朝焼けで染まり美しい光景でした。吹雪などでJR北海道の列車が遅延や運休もせず、順調に運行してくれるだけでもありがたく思いました。

一日中列車で移動しているという後半の旅でしたが、まったく飽きません。「車窓の眺めは贅沢な小説の如し」と誰かが言っていたとか…。本当にその通りで、通勤電車では読書がはかどりますが、旅の列車内では本はいっさい読みません。「本を読むなんてもったいない」そういう時間です。

 

今回は旭川〜富良野(富良野線)、富良野〜滝川(根室本線)、滝川〜札幌〜小樽〜倶知安〜長万部〜函館(函館本線)、函館〜木古内(道南いさりび鉄道)、木古内〜東京(北海道新幹線)を途中 倶知安に一泊して細かく乗り継ぎ移動しました。物好きなことです。

 これは途中下車して「スーパー北斗」の待ち合わせ1時間を過ごした八雲駅の跨線橋からの眺めです。

貨物列車の遠く向こうに白い山並みが見えます(実際はもう少し近く鮮明に見える)。ずっと山を描けなかったこの旅では貴重なチャンス! 駅の方に「危ないことはしません、上で大人しく絵を描くだけです」とお願いし、暫しスケッチの時間を作りました(本来なら貨物列車の通過があるため、改札前にはホームなどに人を入れないことになっているらしい)

跨線橋通路はガラス窓がはまっているとは言え、ほぼ外気温。水彩絵の具が画面に広がると瞬く間に画帖の上で結晶していきます。それでも至福のひととき。描いているときは名もわからない山でしたが、今回一番集中して描けたのが、予想もしなかったこの八雲駅の跨線橋上でした。こうして最終日もフィナーレが近づき、函館から敢えて「道南いさりび鉄道」で木古内駅に出てそこから、日に6本停車する北海道新幹線車中の人となり帰途となりました。