· 

横浜の懐かしいクリスマス

横浜市報で「横浜山手西洋館世界のクリスマス2021」というのを目にしました。浜っ子の私には改めて西洋館を見学して回ろうと言う発想がありませんでしたが、先日の週末にはイタリア山庭園で2000本のキャンドルが灯されるとのこと。しかもその日、日没から19時半までの一日のみのイベント。

 

みなとみらい地区のあまりにきらびやかな近代的な電飾や華やかさには引いてしまいますが、馴染みの古い界隈のクリスマス・イベントだったら…と、せっかくの機会なのでフラリと歩いてきました。

<写真はイタリア山庭園とライトアップされた「外交官の家」>

イタリア山に向かう前に所用で元町まで出た後、代官坂通りを昇って山手通りに向かったのですが、途中まで来ると何処かから音楽が聞こえてきます。ふと坂の脇を見ると懐かしの「クリフサイド」に明かりが灯って、そして車もたくさん駐車しています。

 

「ややっ!」 昼間は閉館かしら?という佇まいなのが、現役時代を彷彿とさせる姿で目の前にあるのです。これは夢を見ているようでした。往年の賑わいではないにしても、ソっと中に入ると、ホールからは懐かしの昭和メロディーの生演奏が漏れ聞こえてきます。ダンスホールとして活躍したクリフサイドの栄華を子供心ながら覚えていたので、涙がでるほど嬉しい“再会”でした。

イタリヤ山のキャンドルもとってもきれいでしたが、それ以上にこの坂道での出逢いが私には大きなクリスマス・プレゼントのように思えました。ちなみにクリフサイド(※)は多目的イベントホールとして現在も活躍しているとの事です。

※1946(S.21)年スカーフの輸出業を営んでいた野坂政爾氏が創業者 「山手舞踏場」としてスタート