· 

双子池キャンプ場と蓼科山

  <天祥寺原から見上げた蓼科山 まだ朝のうちはすっきりと晴れていて視界良好>
  <天祥寺原から見上げた蓼科山 まだ朝のうちはすっきりと晴れていて視界良好>

今年の夏山、どこも不安定な天候で行き先が二転三転どころか十転、ようやく決まったのが安近短の北八ヶ岳。一度泊まってみたかった双子池キャンプ場にテント泊で、山は蓼科山に決めました。

 

 

さて、むかーし通ったことのある双子池ヒュッテの印象が吹き飛ぶようで、如何に記憶がいい加減か思い知りましたが、ついでに小屋の管理者も代わり雰囲気も対応も昔日の感…。そもそも電話で確認しても「ネットで予約を入れてください」という世界なので、そうした事に疎い中高年にはそこからしてハードルが高そうです。

 

さて、憧れの?キャンプ場は、驚いたことに屋外設置(ヒュッテ脇)のトイレまで、いわゆる山道を歩くこと7分以上。テント場まで5〜10分とHPにあったけど、ホントでした(汗) サンダルを持参して、一度も使うチャンスのなかったテント場はここが初めて。とにかく足場が悪く、登山靴をその都度履かねばならない不自由さは、ちょいと面倒でした。

 

そのおかげで、普段なら羊羹でも食べながらの夕食以降のお茶も控え、水分摂取を最低限にしたのでした。真夜中シュラフを出てヘッドライトであの道を往復する気にはとてもならなかったからです。

 

肝心の蓼科山は、まずキャンプ場のある雌池の畔から亀甲池〜天祥寺原経由で登り、下山を大河原峠に出て再び双子池に戻る周回コースを取りました。

 

朝一番は予想通りの好天ですっきりとした青空でしたが、天祥寺原からの急登の間にどんどんガスが押し寄せ、すでに山頂直下で辺りは真っ白な世界。早くに下山してすれ違った人たちは「北アルプスまで見えた!」そうですが、着いた山頂では広大な蓼科山の岩ゴロ世界が広がるばかり。

 

何処までも広い不思議な山頂を堪能して(笑)下山しました。