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梅雨のテント泊山行

白山書房の季刊誌『山の本』(123号で終刊)の読者・投稿者などが集う「山の本倶楽部」というものがありましたが、以前その中で女子部というのを作りました。つまり女子というか気の合う山好きなオバサンが集まって山行や山菜採りなど、楽しいことをしよう!というものです。

 

山行の中心的存在のKさんはまさにリーダーそのもの、今回も大テントと大コッフェル、そして夕食も背負って60リットルの大型ザック満杯にて4人でのテント泊山行。久しぶりに私もその一人として参加しました。女子部の山行の凄さは、グルメ山行とも言えるほどの食べ物の充実さです。山行では何の取り柄もなく、ただ付いていくだけの私ですが、ダントツの食べっぷり、よく戴きました!

 

 

笹子峠から入る山域で、下山は石和温泉駅にでました。

道中だいたい1500m位の稜線歩きで、さぞかし暑くてバテるだろうと暑さ対策はしていったのですが、意外なことに二日間、山のなかではずっと涼しく(15℃位)助かりました。

 

幻想的な霧のなかの山道を、時折見かける白い木の花を楽しみながら、豊かなブナの木にも感動し、山のなかを歩き、そこで過ごすだけの贅沢な時間を味わい尽くしました。ガラ系携帯しか持たない私は、メールからも解放され、あとは仲間との楽しいお喋りだけ。二日間誰にも会わず、四人貸切で静かな山の時間を十二分に楽しんだのでした。